【ラグビー】日本、オーストラリアに17-56で大敗 来年10月のW杯開催地で見えた課題

<ラグビーテストマッチ・リポビタンDツアー2026:日本17-56オーストラリア>◇15日◇オーストラリア・タウンズビル

世界ランク12位の日本が、同8位のオーストラリアに17-56で大敗した。8日に大阪で32-35で惜敗した相手に、敵地で39点差で屈した。前半は4点差の接戦だったが、後半は5トライを奪われて無得点。対戦成績は9戦全敗となった。来年10月開幕のW杯オーストラリア大会に向け、開催地で課題を突きつけられた。

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初勝利を目指して戦った後半40分間。日本は、次々と防御を破られた。5連続トライを許し、今季最多56失点での完敗。1週間前は3点差だったオーストラリアに敵地でたたきのめされた。

前半は十分に手応えがあった。7分に先制されたが、12分にロックのホッキングス(東京SG)が、208センチの長身を生かしたチャージからトライ。26分にはSH斎藤(東京SG)が中央に飛び込み、7分後にCTBライリー(埼玉)のトライで逆転した。斎藤は「前半は戦えた感触。上回っている部分が多かった」と振り返った。しかし残り1分で逆転されると、後半は全く違うゲームになった。

ラインアウトは8回中4回失敗。ボール争奪戦でスティールされ続け、空中戦でも相手にボールが転がった。9番は、この3つを課題に挙げて「特に後半はかなりボールを失った」と反省した。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「ディフェンスの時間が長くなった。ポゼッション(ボール支配率)が43%では勝つことができない」と悔やんだ。今夏、強豪とのテストマッチは4連敗となり、1勝4敗。最終戦の大量失点が、乗り越えるべき壁を明確に示したはずだ。

この日はWTB木田(東京ベイ)、矢崎(早大)、CTB上ノ坊(神戸)の配置をテスト。勝利はできなかったが、来年10月のW杯へ新オプションも見せた。斎藤は、チームとして課題が出たことを認めつつ「今日は良いレッスンだった」と口にした。残り1年、まだまだ試行錯誤が続く。