水泳のパンパシフィック選手権は15日、米カリフォルニア州アーバインで競泳が行われ、男子200メートル個人メドレーで松下知之(東洋大)が1分56秒02で優勝し、400メートルと合わせて個人メドレー2冠を達成した。男子1500メートル自由形で今福和志(枚方SS)が14分42秒59の日本新記録で2位に入った。男子200メートル平泳ぎで17歳の大橋信(枚方SS)は2分8秒27で3位となった。男子400メートルメドレーリレーの日本(竹原、大橋、光永、村佐)は4位だったが、3位がオープン参加のチームだったため銅メダルを獲得した。
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有言実行の快記録だった。男子1500メートルの今福は、3月に自身の日本記録を破られ「僕のもの。取り戻す」という思いで臨んだ。終盤に世界の強豪に競り勝ち自己ベストを7秒以上縮め、日本記録を2秒98更新。「最高。気持ち良すぎる」。銀メダルを大事そうに両手に乗せて見つめた。
五輪2連覇のフィンケ(米国)との激しい2番手争い。相手を意識して1200メートル過ぎからロングスパートを仕掛け、揺さぶった。ラスト50メートルは「もう死んでもいいと思って泳いだ」と力を振り絞って腕をかき、最後は強敵を突き放した。
昨年12月に続き、今大会直前にも週90キロ以上を泳ぐ約1カ月の合宿を敢行。「一日も後悔した日はない」というほど充実の毎日で自信を付けた。この種目でパンパシフィック選手権メダルは06年の松田丈志以来。長年低迷する日本長距離界で希望の光になれるか。「来年の世界選手権で14分35秒台を出したい」と19歳の新鋭は自覚十分に語った。