全競技を通じて日本勢最速で28年ロサンゼルス五輪切符をつかんだ新体操の日本代表(田口久乃主将、西本愛実、花村夏実、田中友菜、田辺観世埜、真鍋凛)が18日、世界選手権が開催されたドイツ・フランクフルトから羽田空港に凱旋(がいせん)帰国した。
田口主将(19)は「演技と結果で恩返しできてホッとしている」と安堵(あんど)した。
「フェアリージャパン」こと日本は団体総合で銀メダルを獲得。五輪出場条件の3位以内に入り、2大会ぶりの出場を決めた。日本勢でロス五輪切符獲得第1号となり「びっくりした。早い段階で勝ち取れて自信になった。ここからがスタートという決心もついた」と自覚が芽生えた。
史上初の金メダルを獲得した25年世界選手権後には、前主将の鈴木歩佳(26)ら主力が引退。田口は今大会の本番前に「できることはやってきたから、世界選手権の舞台を楽しんでおいで」と言葉を受けたという。
世代交代を迎える中、平均年齢18歳の若きチームは五輪切符をつかみとった。「一言、一言が支えになっていたんですが、その中でも最後はキャプテンとして仲間を信じて、自分自身も楽しもうと思えた。世界選手権の舞台で一番楽しむことができた。鈴木選手には感謝しきれないほど、感謝の気持ちでいっぱいです」と涙を浮かべた。
ロス五輪では日本勢初のメダル獲得が目標。「五輪では力を出し切った上でメダルを勝ち取りたい」と意気込んだ。