【バスケ】八村塁「頼りになる存在に」W杯アジア地区2次予選へ「黄金時代」の選手に進化を実感

取材に応じるバスケットボール男子日本代表の八村塁

バスケットボール男子日本代表は19日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で、27年W杯カタール大会アジア地区2次予選に向けた練習を公開した。米NBAクリッパーズの八村塁(28)は、日本時間28日のサウジアラビア戦へ「体調管理もしっかりしながら、この1戦1戦しっかりと大事にしていきたい」と意気込んだ。

八村は24年パリ五輪のフランス戦後にケガの影響でチームを離脱。五輪後にはトム・ホーバス前ヘッドコーチ(HC)の指導や日本協会(JBA)の姿勢に疑問を呈し、関係に溝が生じた。その後、JBA側との対話や今年2月の桶谷大HC就任などを経て関係を修復し、2年ぶりに代表復帰。15日の韓国戦ではチーム最多22得点を挙げ、88-68の快勝に導いていた。

韓国戦前に現在の日本バスケを「黄金時代」と表現した八村はこの日、世界で経験を積んだ選手、コーチ、スタッフが集まったことについて改めて言及。「対応力やバスケの考え方がすごくレベルが上がってるんじゃないかな」と進化を実感した。一方で「フィジカルの部分ではいつも負けてる」と課題も認め、体格差があってもメンタルで引かず、ルーズボールやリバウンドで負けないことが重要だと説いた。

自身が加わったことで、さらなる相乗効果を期す。「僕が入ることによって、周りのチームメートでもコーチでも、みんなも含めて、もっと自信になるような存在でありたい」と宣言。「経験の部分では僕は誰にも負けないと思っている」と自負し、「頼りになるような存在になりたい」と力を込めた。

日本は1次予選B組を4勝2敗の首位で突破し、その全成績を持ち越す2次予選F組で2位につける。開催国として既に出場権を持つカタールは、試合結果が反映される一方、最終順位からは除外。その上で各組上位3チームと、両組4位のうち成績上位1チームの計7チームがW杯出場権を獲得する。日本はサウジアラビア戦に続き、31日に東京でカタールと対戦。28年ロサンゼルス五輪の予選にも位置づけられるW杯出場へ、重要な2戦に臨む。