<バレーボール・男子国際親善試合:日本1-3ブラジル>◇25日◇東京・有明アリーナ
世界ランキング6位の日本が、28年ロサンゼルス五輪の出場権が懸かるアジア選手権(9月4日開幕、福岡・北九州市立総合体育館)を前に、同7位のブラジルと対戦した。1-3で敗れたものの、高橋藍(24)は強豪との一戦で本番へ向けた手応えと課題を得た。
この日はアウトサイドヒッターで先発し、第2セットのフェイクセットや第4セットのサービスエースでファンを沸かせた。「コンディションを完全に合わせているわけではない中でも、自分たちがやってきたことや、やりたいことは出せた」と手応えを示す。「いい部分も悪い部分も含めて、試合感覚を確かめられた」と収穫を口にした。
一方で、相手の高いブロックにつかまる場面もあり、「(相手の攻撃をシャットアウトする)キルブロックを受けてしまうシーンも多かった」と課題を挙げた。厳しいマークには「警戒されているということなので、ポジティブに捉えたい」と前向きな姿勢。「対策されてからが自分の勝負。そこを突破しないとチームの勝利にはつながらない」と力を込めた。
第4セットにはピンチサーバーとして再出場し、サービスエースを記録。「『もう出ないのかな』と思っていたら、急に呼ばれました」と笑い、「一時逆転につなげられたのは良かった。ただ、次もしっかり準備したい」と気を引き締めた。
アジアの戦いへ「自分たちのリズムをつくれない試合でも、形を崩さずに戦えるかが大事」と指摘。自国開催で受ける多くの声援を背に、「ホームの舞台を楽しみながら、一番は勝ちにこだわりたい」と頂点を見据えた。