【バレー】司令塔の関菜々巳が多彩な配球で4強入り支えた 海外挑戦で精神面が大きく成長

トスする日本女子の関菜々巳(C)AVC Women Volleyball Continental Championship

<バレーボール・女子アジア選手権:日本3-0台湾>◇準々決勝◇27日◇中国・天津

1次リーグ全体2位の日本(世界ランキング6位)が7位通過の台湾(同37位)を3-0で下し、準決勝進出を決めた。開幕から4試合連続のストレート勝ちで、失セット0を継続。セッター関菜々巳(27)が、チーム最多19得点をマークした和田由紀子(24)らを巧みに操った。優勝国に与えられる28年ロサンゼルス五輪の切符まで、あと2勝。29日の準決勝で、韓国を3-0で退けた前回王者タイ(同17位)と対戦する。

  ◇  ◇  ◇

司令塔の関が、多彩な配球で4強入りを支えた。第1セットから今大会初先発となった山口を積極的に使い、最後も山口の速攻で先取。得意とする中央を生かした攻撃が機能し、山口が7得点、島村が11得点をマークした。第2セットの追う展開でも、佐藤のバックアタックや和田の強打など冷静に攻撃を組み立て。全試合で先発し、4戦連続のストレート勝利に導いた。

海外での経験が生きている。1次リーグ敗退に終わった24年パリ五輪後のシーズンから、東レを離れてイタリアの強豪コネリアーノへ移籍。24-25年シーズンにチームの5冠を経験すると、昨季はアルシーツィオへ移籍してレギュラーに定着した。海外挑戦による最大の変化は精神面。以前は海外勢を格上に感じることもあったが、大会前には「いつもと同じようなメンタルで戦えるようになったところはすごく大きい」と成長を口にしていた。

今季のVNLでは、自身の思うようなパフォーマンスができなかった。「アジア選手権に向けて『次こそは』という思いが強くある」と臨んでいる大一番。優勝と五輪切符まであと2勝に迫った。29日の準決勝はタイ戦。ここからが勝負だが「やることは変わらない。準備していくだけ」。培った平常心を胸に戦う。

【バレー】日本女子、台湾にストレート勝利で4強!優勝すれば五輪出場 アジア選手権/ライブ詳細