<バスケットボール男子・W杯アジア2次予選:日本123-70カタール>◇8月31日◇トヨタアリーナ東京
日本(FIBAランキング22位)がホームでカタール(同76位)を123-70で下し、2連勝を飾った。F組首位に浮上し、予選突破に前進した。八村塁(28=クリッパーズ)が両チーム最多30得点。自身のFIBA公式戦歴代2番目に多い得点を記録した。第2クオーター(Q)では残り27秒から河村勇輝(25=クリッパーズ)と渡辺雄太(31=千葉J)のNBA経験者が同時にコートに立ち、そろい踏みした。
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八村が自身最多34得点を挙げた東京五輪以来となる国内でのFIBA公式戦で、大暴れした。有観客試合では18年9月17日W杯アジア2次予選イラン戦以来2905日ぶりの日本のファンの前でのプレー。第1Q残り5分14秒で豪快ダンクシュートを決めると、会場は大盛り上がりだ。3点シュートは前半だけで5本すべて成功させた。最終的に30得点をマーク。「楽しかった。久しぶりに日本でプレーしてすごいうれしかった」と振り返った。第3Q残り6分12秒でカタールの主将と監督が退場するハプニングもあり、日本は123得点で圧勝した。
日本にとって歴史的瞬間が訪れたのは、第2Qラスト27秒間だ。八村とともに先発していた河村、ベンチスタートの渡辺が初めて同時にコートに立った。3人がそろうのは、24年7月30日パリ五輪フランス戦以来。当時河村は渡米前だった。渡辺はコンディション不良のため前戦サウジアラビア戦を欠場していて不在。この日ついにNBAでのプレー経験があるトリオとして、日の丸を背負って戦った。「みんな一つになって、こうやって1勝できて僕としてもうれしい」と喜んだ。
八村にとってはW杯予選ラストゲームとなりそうだ。2次予選は残り4戦あるが、NBAは10月に開幕してシーズン中となる。「しっかり勝ってW杯切符を取ってもらいたい」。チームメートに予選突破を託す。
日本はF組首位に浮上。次戦は11月にレバノンとカタールとのアウェー2連戦が待つ。次は28年ロサンゼルス五輪切符を争うW杯本戦出場かと聞かれると「もちろんです」と力強く言った。2年ぶり代表復帰を果たした今夏の日本代表活動を笑顔で締めくくった。【保坂果那】