1985年の柔道男子無差別級の世界選手権王者で、母校天理大学の監督や男子日本代表のコーチなどを務めた正木嘉美(まさき・よしみ)さんが8月30日に亡くなっていたことが2日、分かった。64歳だった。天理柔道会が発表した。
正木さんは1962年(昭和37)8月20日、大阪府忠岡町出身。天理高校3年時は個人重量級、団体ともに優勝して2冠。天理大に進学すると、2年生の時から全日本学生選手権で3連覇を達成した。
卒業後も大学に残り、85年には世界選手権の無差別級で優勝。ライバルに山下泰裕、斉藤仁というライバルがいたため五輪出場はかなわなかったが、全日本選手権にも2度優勝した。
引退後は天理大の監督のほか、男子日本代表のコーチや強化委員も務めた。