<柔道:全日本実業個人選手権>◇5日◇堺市・大浜だいしんアリーナ◇男子100キロ超級
2024年パリ五輪(オリンピック)5位の斉藤立(24=JESエレベーター)が、約10カ月ぶりの復帰戦で優勝した。2月に受けた腰の手術から畳に戻り、決勝で一色勇輝(日本中央競馬会)を大内刈りで破った。全6試合を戦い抜き、オール一本勝ちの復活を遂げた。
斉藤はパリ五輪の後に首を手術。25年8月に実戦復帰し、同年11月の講道館杯全日本体重別選手権を制していた。しかし、かねて不安を抱えていた腰も痛めて12月のグランドスラム東京大会は欠場。2月5日に腰の手術を受けていた。
手術は無事に終わり、同25日に所属先が発表。リハビリに取り組み、この全日本実業個人選手権で復帰するプランを立てていた。
「リハビリに全力で取り組み、必ず畳に戻ってまいります」とコメントしていた最重量級のエースは、今大会2回戦から登場。いきなり山元隆一(日本製鉄)戦から延長に持ち込まれたが、体落としで一本勝ちを収めた。反則勝ち、反則勝ち、横四方固め、大外刈りでファイナルまで勝ち上がり、昨年は敗れていた一色に借りを返すカムバックで完調をアピールした。