24年パリ五輪の柔道男子100キロ超級5位で元全日本王者の斉藤立(24=JESエレベーター)が5日、堺市の大浜だいしんアリーナで行われた全日本実業個人選手権で約10カ月ぶりに復帰し、優勝した。全6試合を一本勝ち(反則勝ちを含む)で「畳の上に立てることは当たり前ではない。感謝」と感慨に浸った。
初戦から立ち技と寝技を駆使し、決勝で豪快な左大内刈りを決めた。2月に腰の手術を受けた後は足首も負傷。再起を果たし「苦しい時間を乗り越えて戻ってきた。状態はまだまだなので一つ一つクリアしていきたい」と話した。
次戦は11月の講道館杯全日本体重別選手権となる。28年ロサンゼルス五輪へ正念場が続き「ここからの2年間で必ず成長できる。今できることを積み重ねていけば、ロスへの道がつながる」と決意を新たにした。