【バレー】高橋藍「責任」をサーブで取り返す2エース 決勝へ「今までで一番いいギアを」

日本対韓国 第3セット、スパイクを決めガッツポーズする高橋藍(撮影・前田充)

<買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会福岡2026:日本3-0韓国>◇12日◇準決勝◇北九州市立総合体育館

世界ランキング6位の日本が、同24位の韓国を3-0で下し、3大会連続の決勝進出を決めた。

高橋藍(25=ルブリン)は2本のサービスエースを記録。開幕から5試合連続、全体ダントツの通算19本に伸ばし、今季公式戦最少となる計38失点の快勝に貢献した。13日の決勝では同17位のイランと対戦。2大会連続11度目の優勝と、28年ロサンゼルス五輪出場権を懸ける。

ミスの責任を、自らの武器で取り返した。第3セット序盤、自身を含めてスパイクが相手のブロックに3連続でつかまり、1-5とこの日初めて追う展開となった。高橋は「あれは自分自身に責任がある」と受け止め、直後にサービスエースで得点。3-6からの5連続ポイントにつなげ、流れを引き戻した。

「サーブで取り返せると思っている」。相手の陣形を読み、チームメートやアナリストから得た情報も生かしてコースを選択。これまでも、強打だけでなく、ショートサーブも使い分けてブレークの起点となってきた。「リードされても焦ることなく、1点ずつ取っていけた。サーブが一番の起点」と胸を張った。

立ち上がりから攻め抜けた背景には、準々決勝で中国を破って勝ち上がってきた韓国への警戒があった。「様子を見ずに自分たちから仕掛けていこう、自分たちから得点を取っていこう」と意思を統一。第1、2セットはともに序盤から大量リードを奪い、相手に反撃のきっかけを与えなかった。

残すはイランとの決勝だけ。「誰が来ようが、どの選手が来ようが、自分たちのバレーボールをすることが一番」と相手の顔ぶれには左右されない。「ここで優勝することが一番大事。何が何でも勝ちたい。スタートから今までで一番いいギアを出して戦っていきたい」。変幻自在のサーブを1本目から打ち込み、アジアの頂点とロス五輪切符をつかみ取る。【勝部晃多】

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