8月のバレーボール女子のアジア選手権で銅メダルとなった日本代表主将の石川真佑(26)が14日、トルコでの新シーズンに向けた出国前に取材に応じた。
同選手権準決勝ではタイに1-3で敗れ、優勝国に与えられる28年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)出場権の獲得を逃した。
一方、男子は13日のイランとの決勝をストレートで下し、2大会連続11度目のアジア制覇。8月の新体操団体に続き、日本勢2例目の五輪切符獲得を果たした。
「もちろん悔しさはあるし、ここからしっかり勝ちにこだわって、自分がどういう風にやっていったらいいのかは自分の中でもシーズンを通して考えていかなきゃいけない。プレーのところも気持ちの部分でも男子の試合を見ていて、女子ももっと詰めていかなきゃいけない」。
兄祐希もいる男子チームの躍動を観戦し、沸いた感情は「祝福」ではなく「危機感」だった。
昨季までイタリア1部ノバラでプレーしたアタッカーは、5月にトルコリーグの強豪エジザジュバシュへの移籍を発表。アジア選手権の代表活動は不本意な結果に終わったが、「ずっと落ち込むよりも、またリーグもすぐ来るので、そこに向けてしっかり準備はしていこう」。気持ちを切り替えてトルコリーグに向けてコンディションを整えてきたという。
初めてというトルコでの生活。出国前に欠かせないものは「お米」と笑って答えた。「持って行ける範囲で」と今回は2キロ持ち込むという。
ロス五輪切符が懸かる27年女子W杯では、最終順位で既に出場権を得た国を除く上位3カ国に切符が与えられる。来年の五輪切符獲得をかけたリベンジマッチを見据え、再び力を蓄える日々が始まる。
攻撃的な選手が多いとされるトルコリーグだが、石川は「まずは一番早くチームに慣れていきたい。チームもトップ選手も多いし、レベルも高いチーム。初めてのトルコリーグだけど、タイトルを取れるように今シーズン頑張っていきたい」と誓った。