【解説】角田夏実さん「流れがガラっと変わる」柔道で復活した「有効」の“鍵”を説明 アジア大会

角田夏実さん(2026年9月撮影)

9月19日に名古屋アジア大会が開幕する。柔道女子48キロ級で24年パリオリンピック(五輪)の角田夏実さん(34)がこのほどインタビューに応じ、今季から復活したルール「有効」について「有効をきっかけに流れがガラッと変わると思う」などと私見を述べた。

17年に廃止されたものの、25年2月のグランドスラム(GS)パリ大会で再導入された。寝技では10秒の抑え込みで「技あり」が認められていたが、5秒でも「有効」となる。「指導」の応酬ではなく、積極的な技による決着を増やすなどの狙いがある。

角田さんは「今までは背中がしっかり付くとポイントになったけれど、臀部(でんぶ)やももがついたらポイントになってしまうというのがある。それだけで試合が終わってしまうとなると、かなりやり切った感がなくなってしまう」と持論を展開する。

豪快な投げ技よりも、テクニックや駆け引きがより重視される面があり「展開が増えるのであれば楽しみ」と期待も寄せる。「取られた側としては、何としても取りにいかなきゃいけない。取った側としても、投げにいくのか、その有効を守るのかという戦いになっていくと思う。すごくキーポイントになる」と説いた。