【アジア大会】開会式は成長し続けるアジアの鼓動とその調和を表現 AI楽曲使用し新しい試みも

愛知・名古屋アジア大会の開会式で行われるパフォーマンス(撮影・宮地輝)

<愛知・名古屋アジア大会:開会式>◇19日◇パロマ瑞穂スタジアム

ハート形の舞台をスタジアムの中央に据え、成長し続けるアジアの鼓動とその調和を表現した。使用する楽曲の多くを人工知能(AI)で作成する新しい試みにも挑戦。未来感のある小気味よいサウンドが、会場の一体感を一層もり立てた。

バイオリニスト葉加瀬太郎さんの楽曲とともに、ダンサーがさまざまな陣形で演舞を披露。歓迎ムードの中、大会初の難民選手団を含む参加者が、ライトに照らされた競技場内を練り歩いた。

名古屋城を中心に名所を巡る映像が流れた後は、愛知にゆかりのある歌舞伎俳優中村勘九郎さん親子がフライング、弟の七之助さんは艶やかな舞で観客の注目を集めた。

聖火リレーでは日本のメダリストがトーチをつないだ。最後の大役を担ったのは、陸上男子ハンマー投げの室伏重信、広治さん親子。2人で肩を並べて階段を上り、聖火台に点火した。

最後は出演者が中央のステージに集結。地元愛知の伝統的な花火が打ち上がった。大合唱が空へと響き、会場の「ハートビート(鼓動)」が一つになる瞬間が訪れた。