【トライアスロン】日本勢メダル金1号は“赤髪”の北條巧「髪の毛も仕上げて」

アジア大会トライアスロン男子で優勝し喜びを爆発させる北條巧。日本勢金メダル1号となった(撮影・宮地輝)

<愛知・名古屋アジア大会:トライアスロン>◇20日◇蒲郡市内特設コース◇男子個人

真っ赤な髪形を見せ、ゴールテープを切るかと思えば、両手で持ち上げて雄たけびを上げた。

昨年のアジア選手権覇者の北條巧(30=NTT東日本・NTT西日本)が、金メダルを獲得し、「日本勢金1号」となった。記録は52分56秒。2位中国選手に9秒差をつけてトップフィニッシュとなった。

テレビインタビューにも応じ、「金メダルが1番最初に決まるって決まった頃からトライアスロンって日本であんまり有名じゃないので、ここがチャンスだと思った。国内開催ということで気合を入れて、髪の毛も仕上げて、スタートラインに立つまで絶好調だった。勝ち切ることができて本当に幸せ」と喜びを爆発させた。ゴール後、多くのファンから「おめでとう」の声にはうれし涙を流した。

レースはスイム750メートル、バイク20キロ、ラン5キロの計25・75キロで争われた。

トライアスロンジャパンのホームページによると、埼玉県出身の北條は、知人らの勧めから、トライアスロンに挑戦。15年に日体大に入学後、本格的に取り組んだ。

同年の日本ジュニア選手権で3位。その後アジアカップを中心に出場し力をつけ、17年の日本選手権で4位入賞。18年にはASTCアジアカップラヨーン大会と大阪城大会で優勝を果たした。ASTCアジアU23選手権も制した。同年10月の日本トライアスロン選手権で念願の初優勝を果たし、翌19年に2連覇を達成した。

23年ヨンドで開催されたワールドカップ(WC)で初優勝。日本勢では07年以来のWC優勝者となった。

昨年のアジア選手権を制しており、今大会も優勝候補として注目されていた。

32年ぶりの国内開催となるレースには「かなり意識しています。地元で第1号なら注目もされるしトライアスロンを知ってもらうチャンス。日本勢で金銀をとれれば」と意気込んでいた。

日本勢の安松青葉(28=三井住友海上)は54分11秒の8位だった。

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