<愛知・名古屋アジア大会:トライアスロン>◇20日◇蒲郡市内特設コース◇女子個人
ド派手な「日本勢金メダル第1号」で幕開けだ。競技が本格的に始まり、トライアスロン男子で北條巧(30=NTT東日本/NTT西日本)が、52分56秒で優勝した。今大会の全競技を通じて第1号となった。32年ぶりの自国開催は「人生一番の勝負」と腹をくくって頂点に立った。北條の優勝で、日本は28年ロサンゼルス五輪の出場枠獲得に大きく前進した。女子は林愛望(21)が銅メダルを獲得した。
◇ ◇ ◇
女子の日本王者、林は3位に入り「最低限」と位置づけた表彰台に立った。愛知県出身の21歳。会場の蒲郡は大会が開かれることが多く、子供の頃から見てきたという。思い入れのある地でのレースだっただけに「優勝を目指していた」と悔しさものぞかせた。スイムで抜け出せず、バイクで中国選手を追いかける展開となり、ランの序盤で突き放された。日本女子が金メダルを逃すのは初採用だった06年大会以来。近年は中国勢が力を伸ばしており「世界のトップレベルまで上り詰めている」と、危機感を口にした。