<愛知・名古屋アジア大会:射撃>◇20日◇女子エアライフル個人
はつらつとガッツポーズをつくった。射撃女子エアライフル個人で、泰地陽詩(たいち・ひなた、21=明大)が金メダルを獲得した。「信じられない。今まで支えてくださった方々に金メダルという形で恩返しできてうれしい」と笑った。
パリ五輪女王の班孝真(韓国)ら強豪と争った決勝。「自分ができる精いっぱいのことをやろう」。挑戦者に徹し、徐々に人数が絞られる中で踏ん張った。メダルが視野に入ると緊張感に襲われたが「一つでも上の色にしたい」。終盤で首位に浮上し、逃げ切った。
徳島・城南高で射撃を始めるとほどなく頭角を現し、強豪の明大へ。今大会には大学の先輩にあたる野畑や平田も代表に名を連ね、個人の成績を合算する団体では3人で銅メダルに輝いた。「高校の頃からずっと追いかけてきた存在と一緒に表彰台に立てた。この瞬間は忘れられない」。21歳の新鋭が、初挑戦の総合大会で表彰台の中央に。得がたい経験を積み「ロサンゼルス五輪に向けて頑張りたい」と声を弾ませた。