<愛知・名古屋アジア大会:卓球:日本3-2中国>◇24日◇男子団体決勝◇豊田市総合体育館
日本の男子団体が1966年以来、60年ぶり3度目の金メダルを獲得した。
44年ぶりの決勝で8連覇中の中国を撃破。3-2で逆転勝利を収め、32年ぶりの自国舞台で半世紀以上ぶりの栄冠を手にした。五輪、世界選手権を含めて、決勝で中国を破ったのは初の快挙となった。
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敗れた中国では、衝撃が広がっている。同国メディア「捜狐」は「32年間にわたるアジア大会8連覇の伝説に終止符が打たれた」などと速報。さらに「この歴史的敗戦は決して偶然ではなく、中国男子卓球の世代交代における課題を浮き彫りにした警鐘と言える」と受け止めた。
中国は24年パリオリンピック(五輪)後に樊振東が国際大会から離脱し、馬龍も現役引退。今年5月の世界選手権団体戦では前人未到の12連覇を達成したものの、1次リーグで2敗を喫していた。
WTTのツアーでも早期敗退が目立ち、日本勢や欧州勢への苦戦が続いていた。同メディアは「WTTグランドスマッシュなどの大会を見ても、中国男子卓球の大舞台は王楚欽1人に依存している状態が続いていた。王楚欽の調子が上がらない時にカバーできる選手が育っていないのが現状だ」と厳しく書き連ねた。
この日の決勝でも、第2、5試合で起用された19歳の温瑞博が2敗。王に次ぐ2番手以降の選手層が大きな課題となっている。同メディアは「若手選手が急速に成長できなければ、来年の世界卓球(個人戦)や再来年のロサンゼルスオリンピックに向けて、中国男子卓球は厳しい戦いに直面することになる」と予見している。