パラ銀メダリストが死亡 練習中の車いすに車追突

上与那原寛和さん(2021年撮影)

沖縄県うるま市の県道で19日早朝、軽貨物車が練習中の競技用車いすに追突した事故で、県警は26日、意識不明の重体だった会社員上与那原寛和さん(55)が死亡したと発表した。上与那原さんは2008年北京パラリンピックのマラソンの銀メダリスト。

26日午後5時10分ごろ、入院先の病院で死亡が確認された。死因は脳ヘルニアの疑い。県警は、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、軽貨物車を運転していた男性会社員(65)を捜査している。

事故は19日午前6時25分ごろ発生。上与那原さんは複数人で練習していた。

上与那原さんは、北京パラの陸上男子マラソン(車いすT52)で銀メダルを、21年東京パラリンピックの陸上男子1500メートル(同)と400メートル(同)で、それぞれ銅メダルを獲得した。

現場は片側2車線の直線道路。沖縄本島と平安座島を結び「海中道路」と呼ばれている。(共同)