【サーフィン】18歳の池田美来が金メダル獲得、ロサンゼルス五輪「条件付き出場権」を獲得

女子サーフィンで優勝を決めた池田美来(撮影・滝沢徹郎)

<愛知・名古屋アジア大会:サーフィン>◇29日◇女子決勝◇愛知・田原市赤羽根町大石海岸

18歳の池田美来が、11・64点で金メダルを獲得した。28年ロサンゼルス五輪の条件付き出場枠も手にした。

決勝で中国選手と対戦し、2本の最高点の合計点で争った。

会見に出席し、「試合が終わってリラックスした。(ロス五輪出場権を決めて)とてもうれしく思う。今年3月から練習してきて頑張ってきたことが成果に出た。ここで終わりではないので、また頑張っていきたい」と話した。

池田は1回戦からインド選手に勝利。続く3回戦はマレーシア選手に圧勝。この日は準々決勝に登場してタイ選手に勝利すると、準決勝ではインドネシア選手を2・66点差で振り切った。

静岡出身の池田は5歳からサーフィンを開始。2019年には11歳8カ月で史上最年少でプロ資格を獲得。昨年度には日本連盟の強化選手にもなり、世界ジュニア選手権3位、アジア選手権優勝など国際大会で結果を残している。

準決勝では板のフィンで右脚を切って流血するアクシデントもあったが、「全然大丈夫です」と笑顔を見せた。

決勝に向けては「やっぱり金を取りたい思いはあります。今日はいいサーフィンを見せられていないので、自分のベストパフォーマンスを見せたい」と意気込んでいた。

◆サーフィンのロス五輪出場枠 1カ国出場枠は最大3。日本サーフィン連盟によると、28年ロサンゼルス出場枠は<1>27年8月15日~28年6月15日までのWSLチャンピオンシップツアー(CT)によるランキング成績<2>2028年ISAワールドサーフィンゲームズ(WSG)の成績<3>アジア大会などの大陸別出場枠の3段階の優先度でそれぞれ1カ国1選手に付与される。今回の「条件付き獲得」は、アジア大会優勝の選手個人に出場枠が付与された場合でも、その後同じ国の別の2選手が<1>と<2>で出場資格を満たした場合、1カ国男女各2人までの上限と優先順位のルールが適用される。そのため、アジア大会で獲得した出場枠が使用できなくなる可能性があるという。また、3枠目は26-27年WSGの団体優勝国に与えられる。