【アジア大会】柔道でかみつき、北朝鮮整列拒否、旭日旗禁止と誤案内…相次いだトラブル<後編>

名古屋アジア大会は4日に閉幕する。32年ぶりの日本開催となった今大会では、熱戦の一方、競技の内外でさまざまなハプニングやトラブルも起きた。今大会で起きた主な出来事を振り返る。

◆北朝鮮が整列拒否 9月26日の男子サッカー準々決勝で、日本に0-1で敗れた北朝鮮が試合後の整列とあいさつを拒否。日本の得点場面では反則があったとして猛抗議し、約3分間中断した。試合後も監督が判定に苦言を呈した。

◆旭日(きょくじつ)旗禁止と誤案内 9月26日の野球日本-チャイニーズ・タイペイ戦で、会場入り口などに旭日旗の持ち込みを禁止する掲示が出された。大会側は28日、旭日旗は禁止対象ではなく、現場の誤認による不適切な案内だったとして謝罪した。

◆バス入れ違いで試合遅延 9月28日の男子バレーボールで、パキスタンと韓国が乗るバスの案内を取り違え、パキスタンの試合開始が約30分遅れた。練習会場に向かう予定だった韓国も別会場に運ばれ、練習できなかった。組織委は誘導ミスを認め、謝罪した。

◆銅メダルの国を誤表示 9月28日の陸上男子400メートルリレー決勝で、3位の韓国ではなく4位のタイが、大会公式サイトで一時、銅メダリストと表示された。韓国メディアによると、韓国側の抗議を受け、組織委が結果を再確認し、韓国に修正した。

◆閉会式チケット伸び悩む 組織委は9月30日、10月4日の閉会式のチケット販売が予定の約6割、約1万枚にとどまると発表した。大会全体の販売対象枚数も、関係者向けの席などを除き、当初の230万枚から140万~160万枚になる見通しを示した。

◆柔道でかみつき 10月1日の柔道女子70キロ級準々決勝で、中国の唐婧が前田凜の左腕にかみつき、反則負けとなった。腕にはかみ跡が残り、審判が映像を確認。前田はアクシデントを乗り越え、決勝で一本勝ちして金メダルを獲得した。