【ソフトボール】「コールドで終わるとは…」44歳上野由岐子がキャッチボール開始も出番ならず

ソフトボール決勝 日本対中国 ブルペンで準備する上野由岐子(撮影・滝沢徹郎)

<愛知・名古屋アジア大会:ソフトボール:日本7-0中国>◇3日◇決勝◇デンソーブライトペガサススタジアム

ソフトボール決勝は3日、愛知・デンソーブライトペガサススタジアムで行われ、日本が前人未到の7連覇。前日2日の予選ラウンド最終戦で競り勝った中国と再戦。7-0の5回コールド勝ちを収めた。

4回裏の日本の攻撃中。チーム最年長44歳の上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)が、ベンチから出てきてキャッチボールを始めた。終盤でのリリーフ登板の可能性があったが、5-0の5回に藤本麗(27=ビックカメラ高崎)が2点打を放ち、優勝が決まった。

登板すれば今大会3試合目だった。

上野は、予選終了時まで2試合6回1/3 1失点。奪三振数は投球イニング数に近い「5」と好投していた。

8月の結団式では「7回もアジア大会に携われるとは思っていなかった。きっとこれが、最後のアジア大会になるという思いもある。だからこそ、悔いのない大会にしたい」と意気込んでいた。

試合後には終盤1イニング程度の救援を予定していたことを明かした。しかし、「コールドで終わるとは思わなかったです」と苦笑い。キャッチボールの感覚は「いつも通りです」と答えていたが、「準備はしていたんですけど、こればっかりは仕方がないです。でも勝ててよかったです」と7連覇の喜びをかみしめていた。