【アジア大会】組織委会長の愛知県大村知事「運営に大きな支障を生じさせることなく対応できた」

会見する愛知県の大村秀章知事と名古屋市の広沢一郎市長(撮影・森本幸一)

4日の愛知・名古屋アジア大会閉会式前にアジア・オリンピック評議会(OCA)と、大会組織委が同日に名古屋市内で合同総括会見をした。

今大会では宿泊環境、選手、スタッフらの輸送トラブル、各国の国歌や国旗の取り扱いの不手際などが頻発した。

会見に出席したOCAのタヤブ・イクラム調整委員会委員長は「この大会は『クリーンな大会だったか』と言われれば、間違いなくそう。安全配慮は、OCAが大会期間中に原則を定めて実証した初めてのケースであり、あらゆる側面においてアスリート、各国・地域、国際競技連盟、そしてもちろん最も重要な関係者である国内オリンピック委員会(NOC)にとって安全な大会となった」と強調。さらには「今回の選手村、あるいは宿泊施設などの運営形態は、アスリートの皆様に非常に好評でした」と総括した。

組織委会長の大村秀章愛知県知事は「これほどの大規模な大会の開催運営は、我々にとって大きなチャレンジであり、予期しないさまざまな問題、課題に直面し、対応していく毎日でもあった」と振り返った。

猛暑や集中豪雨、台風接近などの気候への対応も迫られた。それでも、「詳細な分析を行い、適切な対応を検討することで、一部の競技日程に変更が生じたものの、大きな混乱なく、全競技、全日程を終えることができた」と話した。

大型客船を活用した選手らの宿泊先確保については「大会運営の先例となる、モデルケースとなった」とアピール。一部の国・地域の選手の宿泊先確保が難航したことにも触れたが、「臨機応変な対応により競技運営に大きな支障を生じさせることなく対応することができた」とした。

トラブルが頻発したことを聞かれると、「アスリートのみなさんに満足いただけるように解決してきた。次に向けてしっかり改善してつなげていきたい」と言葉を詰まらせていた。

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