国際卓球連盟(ITTF)が世界ランキングを更新し、松島輝空(そら、19=フリー)が6930ポイントで日本人46年ぶりの1位となった。日本人がトップとなるのは、1980年小野誠治以来の歴史的快挙。21年に改訂された現行の制度では日本人初となった。
世界ランクは毎週月曜に更新。第41週となる今週は、前週まで世界ランク1位だった王楚欽(中国)が25年チャイナスマッシュで獲得した2000ポイントが失効。同2位のフェリックス・ルブラン(フランス)も同大会の1400ポイントが失効となる。前週まで3位だった松島は失効ポイントがないため、2人を上回ることになった。
ただ、現在開催中のチャイナスマッシュの成績次第では、10月12日発表の翌週の世界ランクで1位から陥落する可能性もある。
松島は補欠だった24年パリオリンピック(五輪)後に台頭。世界ランクも25年3月まで30番台に位置していたが、4月以降に20番台へ上げると、11月に1桁台へ。7月にWTTツアー最上格のUSスマッシュ(米国)で日本人で初めてグランドスマッシュ制覇を果たし、世界ランクは3位にまで上昇した。
この間には25年から全日本選手権で連覇。4歳年上の張本智和(23)を決勝で2年連続で破り、ダブルエースへと成長した。今秋の愛知・名古屋アジア大会では、団体で60年ぶりの金メダル獲得に貢献。松島は2-2の第5試合で温瑞博(中国)を下し、半世紀以上ぶりの快挙に導いた。
◆男子シングルスの世界ランク上位5傑
〈1〉松島輝空(フリー) 6930点
〈2〉F・ルブラン(フランス) 6379点
〈3〉張本智和(トヨタ自動車) 6363点
〈4〉王楚欽(中国) 6157点
〈5〉モーレゴード(スウェーデン) 5805点
◆松島輝空(まつしま・そら)2007年(平19)4月29日、京都市生まれ。0歳から卓球に触れ、3歳から本格的に競技を開始。18年に11歳でワールドツアー初出場。21年世界ユース選手権3冠。24年世界選手権団体代表。父卓司さん、母由美さんはともに元卓球選手。次男翔空(とあ)長女美空(みく)次女愛空(あいら)も卓球をしており、美空は史上最年少の9歳でTリーグデビュー。左利き。172センチ。血液型B。