【卓球】相次ぐフラッシュ妨害に審判警告 張本智和が“異様空気”の2回戦を突破/チャイナS

張本智和(2026年9月撮影)

<卓球:WTTチャイナ・スマッシュ>◇7日◇中国・北京◇男子シングルス2回戦(ラウンド32)

世界ランク3位の張本智和(23=トヨタ自動車)が、粘り勝ちで16強に進出した。同48位のパク・ガンヒョン(韓国)に3-2(11-6、11-8、7-11、5-11、12-10)で競り勝った。

2-2の最終第5Gは壮絶なゲームとなった。7-7からバックブロックでオーバーが続いて連続失点。8-9からは相手のロングサーブに対応できず、先にマッチポイントを許した。

レシーブからの得点で9-10に詰め寄った場面では、張本の対面側の観客がカメラのフラッシュで妨害。張本が「フラッシュ」と左指を差しながら主審へ声をかけ、主審からも「ノーフラッシュ、プリーズ!」とアナウンスされた。U-NEXTの実況も「客席でフラッシュをたく人がまた増えてきたようです」と状況を伝えた。

場内がやや騒然とする中、張本はレシーブで耐え、10-10と同点へ。さらに相手のオーバーでマッチポイントを握り返すと、最後はフォアハンドで台上奥へコントロールし、何とかものにした。

勝利が決まると、左手を左耳に当てながら、観客をあおるような動きを披露。岸川聖也監督と笑顔でハイタッチを交わした。

主に中国で開催される大会で、フラッシュ撮影による妨害行為が多発。9月のWTTチャンピオンズマカオでは、松島輝空が妨害行為に遭い、自身のインスタグラムで「今回相手も強かったと思いますし運も悪かったです ただ全力でやってる中で試合中にフラッシュだけは気にくわないですし許せないです。誰を応援するかはその人次第ですがプレー中の邪魔になる行動をしないでください」と投稿していた。