大村秀章知事「来てほしくなかった」タイ代表への発言が現地で波紋「再生回数稼ぎに来たのか」

愛知県の大村秀章知事(2026年10月撮影)

4日に閉幕した愛知・名古屋アジア大会の運営を巡ってタイ代表チームが交流サイト(SNS)で不満を表明し、愛知県の大村秀章知事が6日の記者会見で「あまりこういう人には来てほしくなかった」と発言した。タイメディアが取り上げ、SNSで大村氏に批判的な声が上がった。

タイメディアによると、新競技のテックボールのタイ代表チーム監督が9月中旬、会場で提供される食事の量が少ないと訴える動画をフェイスブックに投稿。大村氏は動画を念頭に「この人たち何しに来たんだろうな。これやって再生回数を稼ぎに来たのかというふうに思った」と述べた。

テックボールはアジア・オリンピック評議会(OCA)の要望を受けて追加された経緯があり、大村氏は対応が難しい中で融通して試合開催にこぎ着けたと説明した。英字紙バンコク・ポストは「大村氏はこれ以前に大会運営の不備を謝罪していただけに、発言は驚きをもって受け止められた」と報道。タイメディアのコメント欄には発言への批判が相次いだ。

愛知県議会教育・スポーツ委員会の3月17日の議事録によると、直前の追加となったテックボールの開催準備と運営は国際競技団体が担い、愛知県や大会組織委員会は費用も負担しないことを条件に受け入れていた。(共同)