愛知・名古屋アジア大会のテックボール・タイ代表の関係者がSNSで食事メニューが貧相だったことに不満を示したことを受け、愛知県の大村秀章知事が6日の定例記者会見で「来てほしくなかった」などと発言したことについて、タイで物議を醸している。
タイ紙「KHAOSOD」電子版は6日、「愛知県知事『再生数稼ぎ目当てか』タイのテックボール関係者に苦言 食事メニュー不足の炎上問題で物議」と題した記事を配信。「彼らは一体何をしに来たのか疑問に思う。正直来てほしくなかった。『これくらいしか食事がないのか』などと言うのは行き過ぎだ。再生数稼ぎのためにやっているのではないか」などと発言したことを紹介した。
4日の会見では各種不手際について謝罪していたものの、食事メニューの不足の不満については委託業者の問題であるとして対応を拒んでいたことも詳報。さらに「日本の国民からも少なからず不満の声が上がっている。問題自体が運営側の管理上のミスから発生したものであり、このような立場にある人物の発言としては不適切であること、また日本人が大切にしているおもてなしの精神が欠けていると受け止められたためだ」と伝えた。
大村知事が非難した投稿は、Facebook「Teqball Thailand Inside」にて拡散された動画とみられる。この動画は、テックボール・タイ代表のパープチョンプー監督が試合会場で食事をする内容。ご飯とスープのほか、鶏肉3切れ、ブロッコリー、チャプチェのようなものが、やや貧相に盛り付けられ「少なすぎるよ」とツッコミを入れたり、「野菜は1種類しか選べず、2種類食べられない」と冗談交じりに話したりする様子が映されている。
アジア大会の組織委員会は「食事は組織委が提供したものではない」と説明している。