柔道の世界選手権で金メダルを獲得した女子52キロ級の阿部詩(26=パーク24)が7日、開催地のアゼルバイジャン・バクーから羽田空港に帰国した。
2年連続6度目の頂点に立ち、3年ぶりに兄・一二三との兄妹同時優勝を達成。日本女子最多となる谷亮子の7度にあと「1」に迫ったものの、苦戦が続いたこともあり「自分がやりたい柔道、気持ちの面では課題がすごく残った」と省みた。今年7月に26歳となり「たくさんの試合を積んできた中、自分の気持ちを奮い立たせていくという面は昔よりは難しくなってきている」と素直に打ち明けた。
2年前のパリ五輪では2回戦敗退で連覇ならず。敗退後は大粒の涙を流した。28年ロサンゼルス五輪での雪辱へ、ここからさらに力を高めていく。
「来年の世界選手権は海外の選手もすごくギアを上げてくると思う。自分自身もそこでもう一段階、ロスに向けて、ギアを上げた大会にできれば」と意気込んだ。