<卓球:WTTチャイナスマッシュ>◇11日◇中国・北京◇男子シングルス決勝
世界ランク1位の松島輝空(19=フリー)が、WTT最上格のグランドスマッシュ(GS)で2勝目を挙げた。
同6位の林昀儒(チャイニーズ・タイペイ)を4-3(11-7、11-9、7-11、8-11、5-11、11-7、11-9)で下した。ゲームカウント2-3と崖っぷちから、2ゲーム連取で逆転勝利。シングルスで日本人初優勝を収めた7月のUSスマッシュに続き、世界最高峰のGSで2度目の頂点に立った。
10月5日更新の世界ランキングで日本人46年ぶりのトップに立ったサプスポーが、貫禄を示した。場内インタビューで「2回タイトルがとれて素直にうれしい気持ちです」と喜んだ。「以前林選手とは同じチームでやらせてもらっていた。憧れで本当に強い選手ではあるんですけど、最後に1本取り切ることができて良かったです」とうなずいた。
松島は補欠だった24年パリオリンピック(五輪)後に台頭。世界ランクも25年3月まで30番台に位置していたが、4月以降に20番台へ上げると、11月に1桁台へ。今年もさらに上昇を続け、世界トップ選手へと成長した。
この間には25年から全日本選手権で連覇。4歳年上の張本智和(23)を決勝で2年連続で破り、ダブルエースへと成長した。今秋の愛知・名古屋アジア大会では、団体で60年ぶりの金メダル獲得に貢献。松島は2-2の第5試合で温瑞博(中国)を下し、半世紀以上ぶりの快挙に導いた。