【モーグル】五輪メダリスト堀島行真、ウェア再生プロジェクトに「スポーツの価値上がる」

ゴールドウインのイベントに登壇したフリースタイルスキー・モーグル日本代表の堀島行真(撮影・栗林真菜)

ミラノ・コルティナ冬季五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで銅、デュアルモーグルで銀メダルを獲得した堀島行真(28=トヨタ自動車)が14日、ゴールドウインの循環型プロジェクト「サーキュラーアクション」の発表イベントに登壇した。

同社は第1弾として、モーグル日本代表の使用済みウェアをバッグやポーチなどに再生した限定商品を展開する。商品には、1点ごとのCO₂削減量やストーリーを確認できるデジタルプロダクトパスポートを導入。堀島は「ウェアは誇りを持って着るもの。こういう形にしてもらえたのは非常にうれしい」と話した。

2018年からゴールドウインのサポートを受ける堀島は、6年間にわたり着用したウェアを提供した。ビッグトートの開閉部分には、スキーウェアのパウダーガードを活用。「練習に向かい、勝負に行く時に締めていた思いが詰まっている。このボタンの音が好き」と愛着を語った。

商品はバッグやサコッシュ、ヘルメットケースなど全7型、計70点限定で、1点ごとにデザインが異なる。15日から東京・GRAVITY KANDAで販売され、売り上げの一部は全日本スキー連盟に寄付されて選手の活動支援に活用される。堀島は「選手が着ているものを有効活用する取り組みが広がれば、スポーツの価値自体が上がっていく」と期待を寄せた。

昨季は五輪に出場し、W杯では日本男子初の総合優勝を達成。「非常に満足度の高いシーズンだった」と振り返った。今季から、五輪通算5個のメダル、W杯通算100勝を誇るモーグル界の第一人者、カナダのミカエル・キングズベリーが2026年3月に現役を引退し、不在となる。堀島は「今まではミカエル選手の後ろを追っていた。しっかり1位を取り切れるかが重要」と新シーズンを見据えた。