【バレー】東京GBクレク、チーム最多19得点で白星発進 22歳セッター称賛「彼がいたから」

勝利を喜ぶ東京GBのメンバー

<バレーボールSVリーグ男子:東京GB3-2北海道YS>◇開幕戦◇17日◇東京・有明コロシアム

東京GBのエースで、24年パリ五輪銀メダルのポーランド代表バルトシュ・クレク(38)が、チーム最多19得点で開幕戦勝利に貢献した。今季からSVリーグに昇格した北海道YSにセットカウント1-2と追い込まれながら逆転。「今日は本当にタフな一戦でした」と振り返った。

昨季加入し、東京GBでは2季目。今季は同時出場できる外国籍選手が2人から3人に増え、アルゼンチン代表ヴィセンティン、スロベニア代表コザメルニクらとともに要所で得点した。セッターとの連係が合わない場面があったのでは、との質問には「個人的にはそうは思いません」と応じた。

たたえたのは、22歳のセッター近藤蘭丸だった。昨季は明大在学中に内定選手として加わり、プレーオフを含む33試合に出場。経験を積む若手に対し「蘭丸は本当にいい試合でしたし、彼がいたから勝ちに導けたところもあると思う」とうなずいた。

東京GBは昨季6位。直近2シーズンはいずれもプレーオフ「チャンピオンシップ」の準々決勝で敗れており、今季はパエス新監督の下で初の4強入りを狙う。上位進出へ必要なことを問われると「まずは練習から」と強調。百戦錬磨の38歳は「試合では日々やっていることが自然と出てくるので、もともとできないことは試合でもできないと思う」と続け、練習での姿勢と細かな積み重ねが試合運びにつながると説いた。

リーグは今季から12チームに拡大。他の11チームと4試合ずつ、計44試合の総当たりとなり、昨季まであった対戦数の偏りもなくなった。新たなシーズンの幕開けに、「毎回強豪が勝つのではなくて、思いもよらない結果が生まれることを願っている」と期待。「我々はいいプレーをコートでするので、皆さんがいい記事を書いてください」と呼びかけ、リーグ全体の盛り上がりを願っていた。【勝部晃多】