<スーパーGT第7戦>◇公式予選◇17日◇熊本・オートポリス
GT500クラスは64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ組)が、1分32秒414で2戦連続のポールポジションを獲得した。2位は17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗組)、3位に19号車WedsSport BANDH GR Supra(国本雄資/阪口晴南組)がつけた。
7月28日の熊本地震で開催が危ぶまれたが、復興支援大会として無事に開幕した。今回もQ1(予選1回目)でフラガがトップタイムをマークし、Q2で大草が流れを引き継ぐパターン。1分32秒台に4台がひしめくQ2を制した。
大草は「いやー疲れましたよ。もうそろそろ(フラガに)Q2に行ってほしいんですけどね。でも良かった。メンタルトレーナーみたいな感じですかね、僕の。もうゴリゴリに強くなってきました」と笑いながら言った。フラガも「Q1に行かせてくれているのでだいぶ気楽にはなっている。ただしっかりとバトンタッチできて車の状況も確認しながら行っていて、こうやって2連続ポールというのは非常にうれしい」と喜んだ。
今季はポイントが伸びず、ドライバー順位は16位の最下位。ポールポジションで唯一の1ポイントをゲットした前戦(9月・菅生)の決勝では12位に沈んでいる。大草は「明日は大量ポイントをゲットできるように、ここにいる皆さんと一緒に頑張りたい」と気合を入れた。
最終コーナーには「がんばろう熊本!」の横断幕が張られ、ドライバーもいつもとは違う心境でいる。フラガは「すごく難しい状況の中だとは思うが、僕らも僕らのレースをして、みんなをちょっと元気づけられたらいいなと思っている。僕も今年大きなクラッシュがあったりと結構災難があった。諦めずここに来て結果を残せたらと思っている」と言った。スーパーフォーミュラ第4戦(8月・富士)で宙を舞うクラッシュを乗り越えて今月の第9戦ではポールトゥウィンを飾っている。不死鳥の走りを誓った。