【ハンドボール】ブレイヴキングス刈谷と豊田合成がV争い軸 ジークスター東京が追う/展望

ブレイヴキングス刈谷のホームアリーナ刈谷市体育館(C)ブレイヴキングス刈谷

ハンドボール・リーグH王者のブレイヴキングス刈谷が、25日に愛知・刈谷市体育館でホーム開幕戦に臨む。昨季7位のトヨタ自動車東日本宮城と対戦。地元ファンの前での白星で、頂点へ加速する。

<今季の展望>

日本リーグ、リーグHと昨季まで6年連続でプレーオフ決勝を争ったブレイヴキングス刈谷と豊田合成名古屋が優勝争いの軸になる。ブレイヴキングス刈谷はベテラン高智が引退したが大きなメンバー変更はなし。王者に立った経験値に加えフィジカル強化も進めており、優勝に最も近い。一昨季まで5連覇していた豊田合成名古屋は、スムーズに世代交代できるかがカギになりそう。

この2強を追う1番手は、ジークスター東京か。豊田合成名古屋から水町、レッドトルネード佐賀から中田が移籍し、アジア競技大会日本代表にはリーグ最多の7人が招集された。充実した戦力がアバロ監督ら新体制のもとでまとまれば、悲願の初優勝もある。

今シーズンは27年1月の世界選手権で1カ月以上中断する変則日程。この期間の使い方も、順位争いのカギになる。

◆昨シーズンVTR レギュラーシーズンは25勝1敗の好成績でブレイヴキングス刈谷が1位。リーグ6連覇を目指す豊田合成名古屋が2位、ジークスター東京、レッドトルネード佐賀、大同東海と続き、6位大崎埼玉までがプレーオフ(PO)に進出した。PO決勝は6年連続でブレイヴキングス刈谷と豊田合成名古屋の顔合わせ。ブレイヴキングス刈谷が28-27と競り勝ち、7シーズンぶりの優勝を果たした。

<今季のルール改正>

リーグHでは今季、2つのルール改正が行われた。

<1>外国籍選手のオンコートルール 今季からコートプレーヤー、GKの区別なく同時に3選手までプレー可能となった。昨季まではポジションでの制限があり、同時にプレーできるのはコートプレーヤー2選手、GK1選手だった。

<2>ダブルエントリー 大学生選手が大学チームとリーグHチームに同時に登録し、どちらの公式戦にも出場できる特別指定選手制度が導入された。対象は1~3年生で、リーグH1チームにつき2選手まで登録が可能。今季は男子では5選手が認定されている。

◆リーグH 日本リーグを前身に生まれた国内最高峰の新リーグで、24年9月に男子14チーム、女子11チームで開幕。将来のプロ化を視野に入れ、地域名を入れたチーム名やプロ契約選手の人数、1試合あたりの観客動員などを段階的に義務化していくことも発表された。ホーム・アンド・アウェーによる2回戦総当たりのレギュラーシーズンを行い、上位チームがプレーオフに進出して優勝を争う。今シーズンから男子は新たに堺リエゾンが加わり、15チーム。リーグHの「H」には、「HOME」(地域とともに歩む)「HOPE」(希望をもって進む)「英知」(英知を集め、成長する)との思いが込められている。