【体操】2冠の橋本大輝「この演技じゃ絶対に勝てない」ロサンゼルス五輪出場権獲得も危機感

体操世界選手権の帰国会見に臨んだ橋本大輝(撮影・栗林真菜)=2026年10月28日

体操の世界選手権(オランダ)に出場した日本代表が28日、都内で帰国会見を行った。団体総合で男子は金メダル、女子は銅メダルを獲得し、ともに28年ロサンゼルス五輪を決めた。男子個人総合との2冠を達成した橋本大輝(25=日本生命・セントラルスポーツ)は「団体総合と個人総合で金メダルを取れたところはすごくホッとしている。この頼もしいチームと戦えて、頼もしいスタッフとともに世界一を取れたことを、とてもうれしく思っている」と振り返った。

出国前にはチームで焼き肉を食べて決起集会を行い、大会期間中は川上翔平(23=徳洲会)の呼びかけで、チーム全員でオランダ現地でチーズケーキを食べに出かけるなど、結束力を高めて臨み、団体総合での連覇を成し遂げた。前日27日に帰国。「移動で体が固まっているので、早く体を動かしたい」と練習再開を見据える。

2年後への金メダル獲得の期待も高まるが、冷静に現在地を捉える。「すごく厳しいことを言うと、この演技じゃ絶対に勝てない」と危機感を募らせる。五輪金メダル獲得のために「自分たちが思っている以上にもっとやっていく必要がある」と気を引き締めた。【保坂果那】