<ワールドクライミング:グランドフィナーレ福岡2026>◇7日◇最終日◇飯塚市・筑豊緑地公園◇チームボルダー決勝
スポーツクライミングの今季最終戦として日本で2年連続開催されている、世界最初の男女混合団体・国別対抗戦の「ネーションズ・グランドフィナーレ」が開幕した。会場は「パラスポーツと共生する街」福岡県飯塚市。男女、個人と団体、種目の垣根を越えた国内最初の「オリパラ一体」総合大会として開催されている。
そもそも「スポーツクライミング」とは? 登山の岩登り、岸壁をよじ登る(ロッククライミング)から分岐して生まれたスポーツで、リード種目は米カリフォルニア州ヨセミテで発祥した。
複数のルーツがあるとされ、スピード種目はソビエト連邦(現ロシア)の自然の岩場で、規定の高さまで登る速さを競った行事が始まりとされている。
山国の日本でも1950年代から競技者が存在していたといい、盛んになったのは80年代になってから。日本山岳・スポーツクライミング協会によると、正式な選手登録者は昨年4月24日の段階で3062人。ただ、愛好家を含めた今の競技人口は約60万人とされている。クライミングジムの店舗数も、全国で500軒を超えて700軒まで増えたとの情報もある。
日本選手権に当たるジャパンカップが87年から行われており、国体山岳競技の種目にも取り入れられた。型コロナ禍で21年に延期された東京五輪で、初採用。スピード、ボルダー、リードの3種目「複合」で争われた。
24年パリ五輪はスピードが単独の種目になり、ボルダーとリードの複合が実施された。28年ロサンゼルス五輪では、全3種目がそれぞれ独立した単種目で実施される。また、パラクライミングも28年ロス・パラリンピックの競技に正式採用されている。