<ワールドクライミング:グランドフィナーレ福岡2026>◇7日◇最終日◇飯塚市・筑豊緑地公園◇チームボルダー決勝
スポーツクライミングの今季最終戦として日本で2年連続開催されている、世界最初の男女混合団体・国別対抗戦の「ネーションズ・グランドフィナーレ」が開幕した。観戦した後でも間に合う「今後も必須」の専門用語を紹介する。
▼課題 人工壁にホールド(突起物)で構成されたコース。プラスチック製のホールドの色や形は多種多様でかわいい。
▼オブザベーション(通称オブザベ) 課題を下見する行為。身ぶり手ぶりを交えながら体の動きを想定する。戦術を練るこの準備時間が重要で、空間認知能力も求められる。
▼一撃 初のトライで課題を完登すること。イチゲキ。理想的な登り方で、完登の中でも最も高い評価が得られる。「フラッシュ」とも呼ばれる。
▼その他 手汗でホールドが持ちづらくなることを「ぬめる」腕が疲れて握力を失う「パンプ」指を負傷することを意味する「パキった」など。
▼トウフック&ヒールフック ホールド(突起物)の位置に応じ、体を安定させるために使う足技。トウフックはホールドにつま先から足の甲、ヒールフックはかかとをひっかける。フジテレビ系で解説する21年東京オリンピック(五輪)女子複合銅メダルの野口啓代さんは、ヒールフックを得意としていた。
▼ランジ ジャンプしてホールドに飛びつく。近年のボルダー大会では必ず出てくるムーブで、ダイナミックな動きのため盛り上がる。今大会の決勝も第2課題に盛り込まれ、日本の安楽宙斗(JSOL)川又玲瑛(フリー)ともに完登を披露した。リードでもゴール前の最後の1手などで使われることがある。