<バレーボール:W杯男子大会・日本0-3ロシア>◇9日目◇2日◇代々木第1体育館

 世界18位の日本は同2位のロシアに敗れ、通算2勝7敗となり、勝ち点8、12チーム中10位は変わらなかった。日本は第1セットこそ終盤までリードしたが、23オールからサーブレシーブが崩れ逆転を許すと、そのままストレートで敗れた。今日3日に同3位のイタリアと対戦する。

 日本が、この日も完敗した。今大会、セットの終盤になるとミスが出る悪い癖は、この日も変わらず。第1セット、終始リードを奪いながら、23オールに追いつかれると、サーブレシーブで凡ミスが生まれ、突き放された。植田辰哉監督(47)は「サーブの差が大きかった」。試合終了後には緊急ミーティングを開き「残り2試合、格上だが勝ちに行く」と気持ちを奮い立たせた。