ラグビー日本代表候補が25日、成田空港発の航空機でニュージーランド遠征に出発した。特別編成したチーム「ウルフパック」として、スーパーラグビー(SR)の下部チームと2試合の練習試合を行う。

2月上旬から約7週間の国内合宿を続け、9月開幕のW杯を見据えて、いよいよ実戦モードに入る。右足舟状(しゅうじょう)骨の疲労骨折から復帰を目指すフッカー堀江翔太(33=パナソニック)は「感覚的にもいいし痛みはない。スクラムとかをいろいろ確かめたい」と意気込んだ。22日にはSRの日本チーム、サンウルブズが、20年シーズンを最後に除外されることが決定。16年の初代主将は「その後、協会が日本ラグビーが発展する何かを考えてくれたらいいと思う」と願った。