天理ラグビーが街を盛り上げた。昨季ラグビー大学選手権で準優勝した天理大が23日、天理高グラウンドで筑波大と定期戦「UNITY OF MINDS MATCH」(日刊スポーツ後援)を開催。

36-22で勝利した。FW陣がスクラムで奮闘し、攻撃の起点となった。小松節夫監督は試合を振り返り「セットプレーの部分、ラインアウトでは苦しんだ部分もあった。関東の大きい選手を相手にどう対応するか、修正していきたい」と収穫を話した。

1963年から開催されている伝統の定期戦。今年は初めて大学が主催し、市民ら500人以上が観戦した。小松監督は「市民の皆さんの前で勝つことができた。ラグビーのおもしろさ、魅力を感じてもらえたら」。試合前には天理高も同会場で交流戦を行い、59-21で京都成章高に勝利。“兄弟”そろって会場を沸かせた。