15年ラグビーW杯イングランド大会で、日本代表の歴史的3勝に貢献した代表37キャップのロック真壁伸弥(32=サントリー)が14日、所属先を通じ、現役引退を発表した。

19年W杯代表には選ばれなかったが「開幕戦の満員のスタジアムを見て気持ちはすっきりした。W杯イヤーで引退することは、自分の人生ではとても良いタイミング」とコメントした。今後は社業に専念する。真壁は、中大から09年にサントリーに入社。主将も務め、12年度にはトップリーグ、日本選手権の2冠に貢献。献身的なプレーを武器に、日本代表としても活躍してきた。

また、サントリーは、かつてチームを指揮したイングランド代表監督のエディー・ジョーンズ氏が「ディレクター・オブ・ラグビー」としてスタッフ入りすると発表。来年8月まで契約が残る同代表監督を務めながら、チーム強化などについてアドバイスする予定。