水泳の世界選手権(スペイン・バルセロナ)に出場した萩野公介(18=東洋大)ら日本競泳代表は7日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 7種目17レースに挑んだ萩野は銀メダル2個を獲得も、最終日で金メダルを狙った男子400メートル個人メドレーでは5位に終わった。「楽しかったこともあり、非常に悔しかったこともあり、いろいろ経験できた。ロンドン五輪翌年としては、1番ふさわしい内容だった」と3年後のリオデジャネイロ五輪へのステップとしての価値を見いだした。400メートル個人メドレーではライバルの瀬戸大也(19=JSS毛呂山)に金メダルをさらわれた。瀬戸との直接対決は、9月の日本学生選手権(6日開幕、広島ビッグウェーブ)が残る。「(力を)爆発させて、すべてを出し切りたい」と、打倒瀬戸を誓った。