水泳の世界選手権(バルセロナ)男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した瀬戸大也(19=JSS毛呂山)が13日、羽田空港着の航空機で帰国した。空港では地元の毛呂山町関係者ら約40人に迎えられた。初の世界選手権で世界の頂点に立った19歳は「早くおばあちゃんに金メダルを見せたい」と笑顔をみせた。

 今後は休む間もなく、15日から早大の合宿(静岡)に向かう。次戦は日本学生選手権(9月、広島)。同学年のライバル萩野公介(18)は自身の日本記録更新を宣言している。「自分はまだ日本記録も出していない。公介の方がタイムは速い。チャレンジャーの気持ちを忘れないでいく」と引き締めた。

 世界選手権後にW杯を転戦したため北島康介(30=日本コカ・コーラ)寺川綾(28=ミズノ)入江陵介(23=イトマン東進)らとともに本隊より1週間遅れの帰国となった。