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  Dynamite!!    [1月1日付本紙より]
●全試合結果&戦評 

離婚の話もした/曙夫人手記

 曙夫人のクリスティーン・麗子さん(32)は、リングサイドで夫の激闘を見守った。曙が角界から総合格闘技の世界へ転身しデビューするまでの不安、喜び、家族の存在などをつづった手記を日刊スポーツに寄せた。

 大将(曙)が倒れて動かなかった時は、本当に怖くなった。手を握って応援していた子供たちも、鼻血を見て泣き出してしまいました。でも彼は後ろに下がらなかったし、立派だったと思います。わずか2カ月の練習期間では仕方ない。しかも初体験。次のチャンスを生かせるよう、これから頑張ればいいんです。

 試合のことを考えるとおかしくなるし、胃が痛くなるから、なるべく考えないようにしてました。チケットの手配、子供の面倒とかをみて。心配してたし、本当は見に行きたくなかった。結婚前に、相撲を観戦して大将が負けて、もう2度と行かないと決めていたので。

 自宅には白い花を飾ってきました。白星につながればと思って相撲時代から1年中やってきたことです。今回は白いバラを50本。玄関に30本、居間に20本。祈りは届きませんでした。

 プロレス転向の話は何度もありましたが、本当のスポーツに思えなかった。横綱になった人にやらせたくなかった。何度もケンカして、離婚の話までしたんですよ。

 怖かったのは、ティーンエージャーが親から駄目、駄目と言われて反発するようにならないかでした。怒られるかもしれないけど、大将の頭の中は今でも18歳の男の子のように若いから。それにウチの奥さんが夢をつぶしたとか、オレはやりたかったのに奥さんのおかげでなにもできなかったなんて言われかねない。そんなこと聞きたくなかった。それで今回は彼に任せました。

 親方で協会に残って3年間、相撲を見ていて「オレが今現役だったらみんな倒せるよな」「オレの方が強い」なんて言ってました。でもチャンスがない。「そんなに自信があればやってみたら」って言いました。彼の生活を見て、この方がいいかなと思った。彼も「自信がなかったらこの道を選ばなかった」って。

 協会の給料では親方株(年寄名跡)を手に入れるのも難しかったことも関係しています。相撲には今も未練がありますね。

 相撲のように地方場所がないので、子供たちは喜んでます。家族のきずなは深まりました。クリスマスも一緒でしたから。大将も子供の成長を見守っていけると喜んでます。練習でできたおなかのアザはすごかったけど、こんなことがありました。(長女の)ケイちゃんが心配して「どうしたの」って大将に聞くと、彼が「ママが僕をいじめたんだ」。明るいですよ。

 彼は自分の体知ってますから。どこまでできるか分かっているはず。はじめは腰とか痛いとか言ってましたけど、毎日マッサージも受けて体も軟らかくなったらしいです。テレビでは顔が厳しくなって怖くなったけど、気持ちは穏やかになった。正直言って、私も楽になりました。

 この2カ月、あっという間でした。でも大将が幸せですからそれでいいですよ、私は。毎日顔を合わせて、つまらなそうな顔を見るのはこっちもつらい。暗い顔は見たくない。ヒザは心配だけど、ケガしたら仕方ない。彼の選んだ道だから。私は応援するだけです。

クリスティーン・麗子

写真=観戦する曙ファミリー、左から長男コーディー君、クリスティーン夫人、長女ケイトリンちゃん、二男カーナー君(撮影・中島郁夫)


心技体の技と体が足りなかった/古賀稔彦の目

 K−1ルールの戦いに対する経験の差が、そのまま出た試合だった。初挑戦の曙は練習開始から2カ月で迎えた本番。パンチを打つ、かわす、防御するというテクニックはもちろん、パンチを受けたときの衝撃に対する慣れなど、準備が不足していた。大相撲を引退して3年近く実戦から遠ざかっていた影響だろう、スタミナも十分だったとはいえない。1回中盤にはリングサイドの実況席に激しい息づかいが聞こえてきた。

 サップは曙のヒザを狙ってローキックを多用していた。動きを止めておいて、中盤からは意図してパンチを増やした。作戦通りの展開だったのではないか。専門家に聞くと、サップのパンチの技術の進歩は著しいという。成功も、失敗も、これまでの経験をこの大一番にしっかりと生かした。

 大相撲と決別して、新たな世界へと飛び込んだ曙のスピリットは素晴らしい。果敢にK−1へ挑んだ元横綱の勝負魂は間違いなく超一流だ。ただ、今回は心技体の技と体が足りなかった。K−1の世界は厳しいだけに次回までには、しっかりと肉体改造に取り組むなど自分自身が納得のいく準備をしてほしい。新たな曙が見たいと思うのは、私だけではないはずだ。

(バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダリスト)


蹴られたら厳しい

 角界時代の師匠東関親方(元関脇高見山)の話 予想通りの展開でした。引退したのもひざの悪化がすべて。キックの経験がないから、ひざを攻められたら勝ち目はない。サップが前に出て密着戦になればチャンスはあったかも。曙は野球で言えば4番打者。ホームランか三振しかないと思ってましたが、結果は悪い方。今後も格闘技をやるなら、キック系の対戦相手とはやらない方がいい。

北の湖親方「自分が頑張るしかない」

 曙のK−1デビュー戦KO負けに、相撲協会幹部はこれまで通りの冷静な反応だった。テレビ観戦しなかった北の湖理事長(元横綱)は「本人が選んだ道。あとは自分が頑張るしかない。自分の体を生かしてほしい」とアドバイスを送った。今後についても温かく見守る考えだ。「たとえ試合を見ていなくても、頑張ってほしい気持ちは同じ」と話した。

 また、高砂一門として曙の相談相手だった高砂親方(元大関朝潮)もエールを送った。「試合は見ていない。勝負の世界に勝敗は付きもの。その結果は別として、これからは自分の力で切り開いていくしかない。頑張れと言ってやりたい」。言葉を選びながらコメントした。

角田プロデューサー「精神的な力を感じた」

 サップ対曙戦をさばいた角田競技統括プロデューサーの話 今日は経験の差。しりに火が付いたサップ選手が勝ったけども、曙選手も初めての試合でよく戦った。最初のダウンから立ち上がって来た時には、体力ではなく精神的な力を感じた。

室伏興奮「面白かった」

 アテネ五輪の金メダル有力候補が、サップ対曙戦で闘争本能を刺激された。陸上ハンマー投げの室伏広治と柔道の井上康生がリングサイドで観戦。室伏は「面白かったです。最後(サップ−曙戦)は雰囲気が違っていましたね」と興奮気味。井上は「戦う精神というのは、一生持ち続けていくものなんだなと思いました。すごく刺激になりました」と語った。

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