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  インタビュー<日曜のヒロイン>
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第360回    財前直見  
2003.05.04付紙面より

財前直見
写真=私って女優よ、なんて雰囲気は一切なかった財前さん。インタビュー中はゲラゲラ笑うわ冗談で記者を笑わせるわで「どんな写真を撮ればいいの?」と考えさせられた。この際、思い切って「では女優らしくない写真を!」と迫ったが「今やっている役にイメージが合わなくなるから」とやんわり断られ、普通っぽい写真になってしまいました。次回はドラマの中で演じていたような砕けた雰囲気でぜひともお願いします
(撮影・小沢裕)

「国民のおもちゃになりたい」

 「月9の最年長ヒロインです」と苦笑いする。フジテレビ「東京ラブ・シネマ」に出演中の女優財前直見(37)。数多くのドラマで幅広い役柄を演じているが、実は下積みの時期も長かった。マイペースで階段を上り続け、30代後半でフジテレビの看板ドラマ枠のヒロインに起用された。目標は「国民のおもちゃ」になることだという。


コメディー転機

 ホステス、スチュワーデス、OL、主婦…。財前のドラマでの役柄はとにかく幅広い。現在放送中のフジテレビ「東京ラブ・シネマ」はハリウッド部門からミニシアター部門に回されたプロモーター役。37歳という年齢はフジテレビの看板ドラマ枠である月曜9時(月9)のヒロインとしては最年長だ。主演を務める江口洋介(35)とはTBS「都会の森」(90年)以来の共演となる。

 財前 「月9」は若い人たちの恋愛ドラマが売りだったような気がします。昔、見ていた人が懐かしがってくれたらいいですね。トレンディードラマの雰囲気を醸し出しつつ、でもどこか新しい、という風に感じてほしい。働いている女性に見てほしいですね。江口さんとは当時、2人とも新人で小田急線に乗って一緒に帰ったりしてたんですよ。何か同級生に会った感覚がありましたね。アハハハハ。

 「東京ラブ・シネマ」を含めて、このところコミカルな役柄が多い。シリアスな役もコミカルな役も、どちらもこなせる女優として存在感を発揮している。転機になったのは94年のフジテレビ「お金がない!」。貧乏青年(織田裕二)が成り上がっていく物語で、財前は青年を支える下町育ちの女性を演じた。それまではお嬢さま役など清純なイメージの役柄が多かったが、待っていたコミカルな役だった。

 財前 基本的に笑うことが好き。人が笑顔になることも好きですね。だって自分も笑顔になれるから。明るい役はその分、パワーも必要ですけど、逆に自分も明るくなれる。コメディーはサービス精神だと思うんですよ。楽しませようとする心。料理でもサービス精神で「おいしい」と言ってもらいたいし。ドラマで根本的にあるのは「私は国民のおもちゃになりたいな」と思ってるんです。だから同じような役はあまりやりたくないんです。コメディーができる女優であったり、シリアスな役ができたりと。とにかくいろんな役にチャレンジしたい。この人、何者なんだろうって言われたい。アハハハハ。


歌手…ズッコケ

 芸能界入りは東亜国内航空(現日本航空システム)のキャンペーンガールがきっかけ。所属した事務所からは歌手になることを勧められた。しかし、試しに歌ってみると「みんなからズッコケられました」。結局、女優の道に進むことになる。デビュー直後は、仕事がない時期もあった。マネジャーに「女優をやめて嫁に行け」とも言われた。

 財前 これでもか、というぐらい努力してたから「あんた何を言ってんのよ!」と思いましたね。だから「可能性がないならダメと言ってください。あなたにやる気があるなら、もう一度頑張ってくれませんか」と言いましたね。上京する時、親に反対されて、でも自分は挑戦したい気持ちがあって、そしたら「娘を嫁に出す気持ちで、芸能界に嫁に出す」と言ってくれたんです。私も田舎を捨てて、覚悟を決めてきましたから。

 簡単には帰れない。人一倍の負けず嫌い。どんなに悩んでも自分1人で解決の道を探した。ドラマで必ず1つの約束事を決めて、それを守るように努めたという。1歩1歩だが確実に実力をつけてきた。

 女優として注目されたのは映画「天と地と」(90年)だった。女性騎馬隊の隊長役として20騎の騎馬隊を率いて、甲冑(かっちゅう)姿でなぎなたを手に駆け回った。3回の落馬を経験したが、見事に演じ切り、男勝りの演技で周囲を驚かせた。

 財前 記者さんたちの前で馬から落ちたんですよ。根性がついたというよりも自分にこんな根性があったと発見した。それからはダメだと思っても挑戦してみようという気持ちが強くなったんです。


1200ccバイク

 私生活でも好奇心旺盛だ。男性でもなかなかできないことをと考え、3年前に大型バイクの免許を取得。1200CCのバイクを購入した。

 財前 バイクは売っちゃいました。交差点で転んで、自分で持ち上げられなくて「すみませーん」と人を呼んで持ち上げてもらったんです。それで、お礼を言ったら今度は逆に倒れちゃったんです。アハハハハ。免許をとったことで満足してたんですよ。アハハハハ。チャレンジの1つでした。

 失敗談もあっけらかんと話す。サバサバとした性格。若手の女優たちから悩み事の相談を受けるなど、姉御的存在だ。

 財前 ズケーって言っちゃうんです。良いことは良い。悪いことは悪い。結局は自分が頑張らないといけないので励ます言葉しか言えないですよね。私は自分で解決しちゃうから。だから言えると思う。若い女優さんには「何でもいいから吸収しろ」と言うんです。私のおやじギャグを引き継いだ子もいれば、まじめなところを引き継いだ子もいると思いますよ。

 女優という職業に就いている自分自身についても妥協はしない。

 財前 たまたま女優をやっているだけ。人間として成長することが大事。女優というと(イメージは)ネグリジェを着てるとか、猫を抱えながらワインを飲むとか。アハハハハ。役でやるなら楽しんでやるけど。やってることは地味ですから、職人ですよ現場は。料理とか炊事、洗濯。女優だからできないのは理由にならないですからね。


出産前に結婚

 連続ドラマでは「QUIZ」「お水の花道」、単発ドラマでは「スチュワーデス刑事」シリーズと代表作は多い。映画も「プロゴルファー織部金次郎」シリーズなどに出演している。が、舞台には1度も立ったことがない。

 財前 テレビが好きなんですよ。舞台で同じセリフを言い続ける自信がなくて(笑い)。最近はインターネットでドラマの感想が私たちにも伝わるじゃないですか。それぞれの目線は違うからいろんな意見が返ってくるので、なるほどねーとか、ここは見抜いてないな、ウッシッシッシッシーとかね(笑い)。そう思うのが好きなんです。

 昨年発売したエッセーでは出産願望をつづった。

 財前 女に生まれてきたからには、経験したい1つですね。でも、その前に結婚しろと言われるんですよね。(相手は)一緒にいて楽な人がいい。二枚目とか、とんでもないって感じ。人間として「ダメはダメ、良いは良い」とはっきり言ってくれる人ですね。

 −−最後にやってみたい役柄を教えてください

 財前 年をとったら意地悪ばあさんとかやってみたい。アハハハハ。


面白くて温かくて…これからも甘えていいですか?

 「東京ラブ・シネマ」で共演している伊東美咲(25) ドラマの撮影が夜中まで続くことがあるんですけど、テンションが高いんですよ。共演者とかを引っ張ってくれる存在で、面白くてとても温かい人。現場を盛り上げてくれます。ドラマの収録では役について相談をすることがあるんですが、分かりやすく説明してくれて、頼りにしてます。いつもは堂々としているんですけど、この前、生放送に出演した時に緊張して足が震えてたんですよ(笑)。すごくかわいかった。事務所の先輩ということもあってデビューから甘えてきたんですが、これからも甘えていいですか?


 ◆「東京ラブ・シネマ」 映画買い付け業界を舞台に小さな映画配給会社社長(江口)と大手映画配給会社チーフ(財前)のラブストーリー。共演者は宮迫博之、玉山鉄二、浅田美代子、白石美帆、竹中直人。


 ◆財前直見(ざいぜん・なおみ) 本名同じ。1966年(昭和41年)1月10日、大分県生まれ。高校卒業後、レコード会社に就職する予定だったが、84年に東亜国内航空のキャンペーンガールに選ばれる。同年、日本テレビ「モーニングサラダ」でアシスタントとしてデビュー。85年、日本テレビ「婦警候補生物語」でドラマ初出演。89年「極道の妻たち・三代目姐」で映画初出演。主演ドラマは「救急ハート治療室」「神様のいたずら」「眠れぬ夜を抱いて」など多数。165センチ。血液型AB。


(取材・米村洋志)

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