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  インタビュー<日曜のヒロイン>
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第362回    小雪  
2003.05.18付紙面より

小雪
写真=水槽に入っているのは普通の草。それを、まるで愛(いと)しきものを慈しむかのよう、さまざまなしぐさを駆使しながら見つめ続けてくれた小雪さんに感動しました。「これが女優のすごさなんだ」と痛感した次第です。超美人としゃべりながら写真を撮る。数分間ではありますが、35歳の独身男(私)にとって、生涯、忘れることのできない出来事でした。その晩、山形の母親に電話で報告。「良(い)がったなあ」と喜んでいました。
(写真と文・鈴木豊)

考えるより感じるままに…

 とにかく1歩前に踏み出す。感じたままに生きる。女優小雪(26)は女優デビューからわずか5年で、ハリウッド映画に出演する幸運に恵まれた。そこに至る過程には、クールな外見から想像しにくい「頭で考えず、動いて感じる」という体育会的なポリシーが生かされていた。


透き通る白い肌

 「こんにちは」。きりりとした唇。涼しげな目。そして何と言っても印象的なのは、透き通るように白い肌だった。

 「色白? これでも結構気を使っているんですよ。だって名前が小雪でしょ。これで黒かったら、何だか微妙ですよね(笑い)」。

 年間契約のCM8本。今年公開される出演映画3本。現在、初主演の連続ドラマが放送中。今最も忙しい女優の1人だ。インタビューはTBSの主演ドラマ「きみはペット」の収録現場で行った。

 今年1月初めから約1カ月半、トム・クルーズ(40)が製作・主演するハリウッド大作「ラスト・サムライ」の撮影で、ニュージーランドに滞在した。総製作費300億円。広大な敷地に明治時代初期の日本の風景を再現した巨大オープンセットを建設。毎日500人のエキストラが撮影に参加し、メーンの俳優は撮影期間中借り切ったプール付きの豪邸からヘリコプターに乗って撮影現場にやって来る。小雪はヒロインを演じた。日本の俳優ならだれもが舞い上がりそうな状況だが、そんな環境に左右されず精神的な部分を大切にした。

 「根本的なところで、今撮っているドラマの現場と変わりはないですよ。スタッフも出演者も、いい作品にしたいという気持ちや、作品に対する思い入れ、そういう部分は日本で仕事している時と同じ感覚で取り組めましたから。もちろん、お金のかけ方とか細かい違いはありますけど」。

 トム・クルーズとは共演シーンも多く、撮影の合間で日本語を教えたりと、触れ合う時間を楽しんだ。

 「自分でプロデューサーという仕事もなさっているので、スタッフ側の気持ちも分かる。とても周囲に気を使う。とにかくいい人。ただ、スターはスターっていう感じ(笑い)。周りもトム・クルーズがやるなら何でもやりますよ、という空気はいつも漂っていましたから。いろんな世界を見るって必要なことだし、貴重な体験でしたね」。


憧れの看護学校

 ハリウッド映画のヒロイン役を射止めるほどの女優になったが、6年前までは芸能界とは無縁のどこにでもいる普通の女性だった。高校時代は、バレーボールに明け暮れる日々。卒業後は小さいころからの夢をかなえるため、看護学校に通った。

 「女優になるなんてまったく考えてませんでした。根っからの運動少女で、小さいころから頭で考えるより、動いて感じる感覚派。体育会系です。頭で考えて分からない時は、とにかくやってみる。考えるな、感じろ、ですね(笑い)」。

 高校はバレー部に所属。国体にも出場する強豪校で大みそかも正月も休みなく練習するバレーボール漬けの毎日を過ごした。将来は実業団に進む道もあった。

 「やり続けるつもりはなかったですよ。競技として一生懸命取り組みましたけど、私生活まで犠牲にする団体行動が苦手だったんです。個々を主張できる場がなくてつらかった。実業団に入って先輩たちがどんな風になっていくかも見てましたから、絶対やらないって決めてました」。

 バレー部をやめた高校3年の時、部活動以外の友人がやっとできた。そのうちの1人から誘われて応募した雑誌の読者モデルに合格した。幼いころからの夢を実現させるため、看護学校に進むことを決めていたので、いったんは断ったが、出版社は1年間待ってくれた。看護学校とモデルのアルバイトを両立させる日々が始まった。


色眼鏡に疲れて

 「モデルはアルバイト感覚。無責任な感じで、プロ意識なんてゼロ。看護学校の生活の生き抜きみたいなものでした」。

 病院での実習など学校のカリキュラムが本格化し始めると、学校側や同級生たちから「モデルなんてしながら看護の勉強するなんて」という色眼鏡で見られるようになった。学校では頻繁に呼び出された。

 「いくら休まず学校に通って、成績がよくても、モデルという仕事への先入観があるから、通用しないんです。そこで社会というものを知りました。当時神奈川県に住んでいて、朝5時に家を出て学校に通い、授業が終わると夜中までスタジオ。体力的にきつかったですけど、女同士の陰険なイジメもひどくて、精神的にも疲れちゃって。そんな時に両親から『あなたが思っていることに従えば』と言ってくれて、助かりました。そこはもう感覚派ですから、看護の資格はいつでも取れるから、今はモデルをやってみようと」。

 さっそくモデル事務所に所属し、ショーなどにも出演した。女優として活動する気はなかったが、事務所を通じてドラマのゲスト出演の話が舞い込んだ。

 「モデルの役だから、そのまま現場に行ってくれればいいと言われて。行ってみると、人は多いし、専門用語は分からないし、もちろん演技なんてできないし(笑い)。大変な思いはしましたけど、根が体育会系ですから、次の機会があったら、やってやろうと」。

 モデルの仕事も続けていたが、ドラマ出演の誘いも受けるようになった。

 「ラスト・サムライ」のオーディションは、あれこれ考えず「監督と会って話をしてみたい」という気持ちだけでロサンゼルスを訪ねた。考え過ぎず、まず動いてみた。その行動力が好結果に結び付いた。


技ではなく心で

 モデル出身の女優は多いが、そのすべてが成功しているわけではない。

 「ちょっとした不安は日々ありますよ。演技って正解がないじゃないですか。自分がこれでいいと思ったその場の判断を頼りに生きていかなきゃいけない。達成感を感じることが難しいんですよね。人がいくらほめてくれても、それはそれでうれしいですけど、それで納得して自分を正当化してしまったらたぶん成長できない。私の場合、演技は人に教えてもらったのではなくて、自分がその場で感じてきたものを生かしてきただけですけど、そういう感覚は大切にしていきたい。技ではなく、心というか」。

 現在は「きみはペット」の収録に追われる日々。初めての主演ドラマだ。

 「ぶっちゃけ、最近はドラマが視聴率を取れないとか言われますので、気負いみたいなものは多少ありました。でもあまり考えていてもしょうがない。自分たちが納得できると感じられるものを作っていけばいいと思うんです」。

 考えないで、感じる。モデルにも女優にもなるつもりはなかったが、岐路に立った瞬間の感覚を大切にして進むべき道を選択してきた。立ち止まって悩むことよりも、感じたままに動く。自分の感覚を信じて、ハリウッド映画のヒロインの座を射止めるまでに成長してきた。


「男っぽい性格」

 「きみはペット」で共演中の松本潤(19) 僕より年上の方なのですが、お互い遠慮なく話をしていますよ。言いたいことをいう性格というところは似ているかな。これまでいろいろな方と共演させていただきましたが、その中でも小雪さんは本当に遠慮なく話せる人。僕が感じたのは、割りとサバサバした、どちらかというと男っぽい性格だと思います。話していると、その内容はもちろん女性らしさを感じるのですが、話しかけられ方が、どこかさっぱりとしていて、一瞬男性に近い感覚を覚えます。体育会系の雰囲気ですね。


 ◆「きみはペット」 TBS系木曜午後10時。連載中の同名コミックのドラマ化。才色兼備のキャリアウーマンのスミレ(小雪)と、ペット≠ニして拾われた武志(松本潤)が繰り広げる異色のラブコメディー。


 ◆小雪(こゆき) 本名加藤小雪(かとう・こゆき)1976年(昭和51年)12月18日、神奈川県生まれ。95年「non−no」読者モデルに。97年からプロのモデルとして活動、ヒロミチ・ナカノ、カルバン・クラインなどのショーに出演。98年フジテレビ「恋はあせらず」で女優デビュー。連続ドラマは「ラブコンプレックス」「お前の諭吉が泣いている」「天体観測」などに出演。00年「ケイゾク」で映画デビュー。以後「回路」「ランドリー」などに出演。「スパイ・ゾルゲ」(6月14日公開)「ALIVE」(今夏公開)「ラスト・サムライ」(12月公開)が公開待機中。身長170センチ。血液型O。


(取材・松田秀彦)

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