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 nikkansports.com > 芸能TOP > インタビュー > 山崎まさよし
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  インタビュー<日曜日のヒーロー>
 過去のインタビューは、日刊スポーツ紙面(東京本社発行分)でもご覧になれます。
 ご希望の方は→紙面バックナンバー申し込み
 なお、WEB上では、紙面より1週間遅れでの公開となります。
第482回    山崎まさよし  
2005.09.18付紙面より

山崎まさよし
写真=「つまんないやつには、なりたくないんです」。山崎さんはそう言いながら、笑った。切ない歌声が魅力的だが、実はユーモアあふれる人だと感じた。インタビューは周りのスタッフも、笑いで和まされるものだった。楽しい雰囲気で、シャッターを切ることができた
(撮影・鹿野芳博)

肝が据わった男山崎まさよしはブレない

 声、たたずまい、全身から音が匂(にお)い立つような独特の存在感を、確かに身にまとっていた。歌手山崎まさよし(33)。デビュー10年でドラマ、映画2作で主演を務めているが、映像の世界が手を伸ばしたくなる訳が分かるような気がする。しかしそんな活動を「器用」とみるのは間違っている。音楽と役者、2つの世界を両立させる(本人はそうは考えていないが)不思議な魅力は、音楽という芯(しん)から決してブレない、骨太な生き方から生まれている。


内気な少年

 ストイックで口数の少ない、ポツポツとしゃべる印象を持っていたので「いやあ、昨日飲み過ぎて、何かすっげえいい気分です、今」と話し始めた時、少し安心した。とんでもなかった。話しながら両手でひざをたたき、両足でリズムを踏む。それに乗せる声。全身が楽器で、歌で、音楽だった。もう一言も、1つの音符も聞き逃せない気分になった。

 「初めて手に取った楽器はドラムです。町で太鼓たたいてたんです。はっぴ着て鬼の面着けて。それで、バンドを始める時、ドラムって言われたんです。ドラムはね、こうやってね(と、リズムを取り)手足がバラバラに動くんですよ。次はギターですね。ドラムと置き換え方が一緒なんです。ピアノもそうなんです。全部、ドラムからですよ。手は体をつかさどっているから」。

 中学でバンドを始めるまでは内気だったという。

 「暗かったですよ、今からじゃ、想像できないくらい。ずっと教科書に漫画描いてた。パラパラだったり、パラ、だったり。周りはなんでこんなに楽しそうなんだろう、と思ってました。1歩引いてた部分があったかもしれない。変な子供だったと思います」。

 内気な少年時代を語っていた口から、音楽を始めたきっかけを説明し始めるといきなり「体制」というゴツイ言葉を使った。

 「『体制から外れた場所で何かやれる』というマセた考えなんです。音が気持ちいいとかじゃなかったかもしれないけど、すごく居心地が良かった。音楽をやることで、たくましさを覚えた気がします」。

 そして、独学でドラム、ギター、ピアノ、ブルースハープと器用に何でもこなすようになった。

 「全部、教わったことないです。いまだにコードとか分かんないし。見て盗むことは多いですよ、オタクなんです。何でああいう音が出るんだろうとか、そういうところに興味がある。ワークショップもあるんだけど、興味はわかないんですよね。みんなと同じことを教わってるわけだから、同じようになっちゃうでしょ。それが体制になっちゃったらね」。

 デビュー2年目に主演した映画「月とキャベツ」の主題歌になった「One more time,One more chance」がヒット、その後SMAPに曲提供した「セロリ」で一気に有名になったが、当人にとってはそれも1つの“体制”なのかもしれない。

 「どーんときたのは、何年か前にあったんですけど、それってやっぱ疲れるんですよ。話題をぶわーっとまく人もいたり、爆発的に何かする人もいるじゃないですか。そういうのはなかなか続かないし。そうじゃなくて、いい感じで充実して続けられることが、おれにとっては大事かな」。


両立は無理

 インタビュー中、何度も出てきた言葉は「ブレない」だった。どこからブレないかというと「曲を書いて、録音媒体に残し、ライブをする」ことだと言う。「肝(きも)」とも表現した。スタンスがブレない生きざまが、映像の世界からも声がかかる理由かもしれない。2作目の主演映画「8月のクリスマス」(長崎俊一監督、23日公開)で、「月と−」以来の主演を務めた。しかし、本人は役者についても冷静に受け止めている。

 「流れに乗っちゃった(笑い)。乗せられちゃった、担がれちゃった、みたいな。自分の魅力は、自分では分からないですね。拒否権? 映像のことに関してはないです。音楽に関してだったらいくらでも『それは嫌だよ』と言えるんですけど。『嫌だよ』って言っても、やんなきゃいけないことがたくさんあってね。ここで愚痴ってどうする、って話ですね。あははは」。

 楽器を何でも器用にこなすのだから、芝居でもきっと器用に自分を使い分けているだろうと思ったら、否定された。

 「基本的に両立は不可能なんですよ。何かをつくりながら、何かになり代わることは苦痛です。使ってる部分というか、意識の持ち方が違うんです。音楽が自発的に個人から発せられるものだとしたら、映画はある種、コミューン的な部分に身を置く。人間の欲求として多分どっちもあって、行き来があって…。前にドラマに出ていたとき、アルバムの制作と重なったんです。何が何だか分かんなくなった。何が善で、何が悪なのか。あの当時の音を聴いてても、何が言いたいのか分からない。指針ってやつが見えないし。(演じる)楽しみを知ると多分、戻って来れないし」。

 「8月−」では死を宣告された、写真店を営む青年を演じた。自分の死を前に恋をする。難しい役柄だ。「役者の方法論は持っていない」と話すが、楽器を目で盗んだように、演じることは体で感じている。

 「演じることは、肉の出来事で、それを大事にしていかなきゃと思います。もう、流れに身を任せるしかないんですよね。そこに存在するということが必要になってくるんです。そこに個性だとかは持ち込まない方がいいと思うんです。おれは何にも知らない分、何かになり代われるのかもしれないですよね。音楽という別のもの、個性のかたまりみたいなものがあるから、いい効果になってるんじゃないですか」。


ええ酒飲む

 歌でも映画でも、山崎が送りだす作品には切ない恋のイメージがある。音楽や役者に関しては思った以上に「能弁に」語ってきたが、恋の話になると、とたんに無口になった。やりとりはこんな風だった。

 −−「8月−」は恋のお話が

 「おう」。

 −−入ってましたけど

 「おう、あったのう」。

 −−前作の「月と−」でも

 「おう」。

 −−切ない恋でしたが

 「おう、切ないのう」。

 −−今回も切ない話ですね

 「切ないのう。なかなか報われんのう、わしの恋は」。

 こんなぎこちないやりとりをしてようやく「ふははははは」と大声で笑った。本当に恋愛の質問をされるのが苦手なようだ。しかし、こんなにも切なく報われない恋が似合う人もいない。失礼とは思いつつ、そう言ってみた。

 「報われない恋! おれは成就するタイプじゃないのは確かです。ほっといてほしいもんですけど(笑い)。あんまりないですね…。報われた後も! なぜだ、みたいな。いくら男女がいい形でっていっても、うまくいってるのは数えるくらいだと思うし。『近ごろ、どうして』みたいなのはあるわけで。ことさら歌にしたいっていうのは、うまくいったときはあまりないでしょ。別に歌う必要もないし。うまくいかないとか、いきたいとか、だめかもとか、いろんなことが作品や歌になったり」。

 ひょっとして、この10年の積み重ねは、切なくて報われない恋の積み重ねなのだろうか。

 「そんな! 自分が『切な奉行』みたいな! それはないよ」

 ひとしきり語ったあと、この先10年について聞くと、返ってきた言葉はやはりこれだった。

 「ブレないようにしようと。ブレない芯? 音楽です。演奏もそうだし、曲を書くのもそう。不安ありますよ。音楽も人間も、全部ひっくるめてかな。つまんないって言われたくないです。確実にね、いい作品をつくれるようになりたい。それが音であっても、映像作品であっても、いいものになれば、ええ酒飲めますわ(笑い)」。


根はミュージシャンだけど自然体なところが魅力

 「8月のクリスマス」で共演した大倉孝二(31) いいとこ見せようとしてない感じですね。うまく言えないけど、良い意味で常に自然体でいる山崎さんの魅力が、演技においても十分表れているように思いました。だからこそ、その場の撮影の雰囲気に合わせて、自然な感じで役に入っていけるんでしょうね。山崎さんは撮影の合間や移動中、常に手足や口でリズムを刻んでいました。そんなところを見ると、やっぱりミュージシャンなんだな。


 ◆山崎(やまざき)まさよし 本名将義。1971年(昭和46年)12月23日、滋賀県草津市で生まれ、山口県防府市で育った。高校卒業後の91年、19歳で受けたオーディションで音楽関係者の目に留まり、2年後上京。ライブハウスなどでの活動を続け、95年「月明かりに照らされて」でデビュー。96年映画「月とキャベツ」で主演し、主題歌「One more time,One more chance」がヒット。他アーティストへの楽曲提供などでも活躍。176センチ、61キロ。血液型A。酒は毎日。


(取材・小林千穂)

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