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  インタビュー<日曜日のヒロイン>
 過去のインタビューは、日刊スポーツ紙面(東京本社発行分)でもご覧になれます。
 ご希望の方は→紙面バックナンバー申し込み
 なお、WEB上では、紙面より1週間遅れでの公開となります。
第504回    真矢みき  
2006.02.19付紙面より

真矢みき
写真= 取材したのは、2月14日。気配りの人らしく、取材後にチョコレートをちょうだいした。なにやら申しわけないやら、テレるやら、うれしいやらで、いただくべきか、固辞したほうがいいのか、迷ったが、結果は、光栄な気持ちの圧勝? 自宅に戻り、小1になる息子に自慢したのは、言うまでもない
(撮影・中村誠慈)

自称フリーター

 「真矢みき(42)って、宝塚歌劇団出身なんだ」。真矢の宝塚時代を知らない人が多くなってきた。トップスター時代は長髪にしたり、男役写真集を出したり、宝塚の色に染まらない異端児だった。98年に退団して8年。映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2」の警視庁女性キャリア役、NHK連続テレビ小説「風のハルカ」のヒロインの母親役などで着実にステップアップ。女優として輝きを増している。


毎日が五輪

 昨年、紫綬褒章を受章した鳳蘭(60)がこぼしたことがある。「乗り合わせたタクシー運転手から引退して何年ですかと聞かれた」と。「ベルサイユのばら」で宝塚黄金期を築き、舞台で活躍する鳳だが、テレビに出ないと引退と思われてしまう。女優に転身したトップスターの多くは厳しい現実にさらされるが、真矢も壁にぶつかった時があった。そんな時、日刊スポーツ恒例のドラマグランプリが励ましになったという。

 「助演女優賞で2位に入っていたんです。こんなに応援してくれている人がいるんだ、頑張ろうと思いました。1位にはなれなかったけれど、ノミネートされただけでも感謝しています。芸能界では元宝塚トップスターといっても関係ないですから。さら地の上を行く気持ちじゃないとダメなんです」。

 転機となる仕事が舞い込んできた。宝塚を退団して5年たった03年。織田裕二主演の映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2」で青島ら現場の刑事たちと激しく対立する警視庁の女性キャリア役をオーディションで勝ち取った。

 「嫌な女の役でしたね。宝塚ではいい人の役ばかりで、ヒール(悪役)なんてやったことがなかったし、憎まれる役もなかった。でも抵抗はなかった。抵抗があったら、オーディションまで受けてやろうとは思わないですよ。嫌なセリフを嫌な感じで言えたら最高だと。(フランスの大女優)ジャンヌ・モローが好きなんですが、彼女は『正直な役は面白くない。ひと癖ある役が楽しい』って言ってるんです。私も一筋縄でいかない役が好き。難しいけど、やりがいがあります」。

 放送中の「風のハルカ」ではヒロイン、ハルカ(村川絵梨)の母親木綿子役を演じている。夫(渡辺いっけい)と離婚し、ハルカを大分・湯布院に住む親に預けて、大阪で仕事に励むキャリアウーマン。昨年6月から収録に入り、17日に収録を終えた。NHK大阪放送局の近くにワンルームのウイークリーマンションを借り、約9カ月間、仕事に没頭した。

 「ワンルームの何もない部屋で、台本とだけ向き合う生活。宝塚に入った17歳の時以来の体験でした。宝塚から映像の世界に入ったのが遅かった上に、今回は初めての長丁場。不器用で、精神的にも弱い人間なので、毎日が五輪のようなプレッシャー、緊張感がありました」。



2週間72円

 中学卒業と同時に宝塚音楽学校に入った。音楽学校の予備校の茶色の制服にあこがれたのが、きっかけだった。同期には黒木瞳、涼風真世らがいた。入団15年目でトップスターになったが、通常は12〜13年でトップになる中、15年は遅い就任だった。

 「下級生のころの成績は、ブービーだったり劣等生。雑草でした。トップになろうという気持ちはあったけれど、夢ではなかった。あのころも今も、あまり先の夢を持つのではなく、目の前の仕事にまい進していくようにしています」。

 トップ時代は男役としては異例の長髪になったり、篠山紀信氏撮影で男役写真集を出したり、退団直前には日本武道館でコンサートまで行った。タカラジェンヌとして初めてのことばかりで「ヅカの革命児」とも言われた。

 「宝塚歌劇団の5組(星、雪、花、月、宙)には5人のトップスターがいる。1人ぐらい、変わったことに挑戦してもいいかなと思いました。入った時も別に宝塚が好きだったり、ファンだったわけでもないので、こだわりとか先入観もなかった。ジャニーズ(事務所)や元アイドルの人も同じ気持ちだと思うけれど『宝塚だから』という偏見やマニュアルみたいなことが嫌いだった。400人もいて、みんなが一緒なわけがないじゃないですか。1つの偏見を破ることが私の仕事という思いがありました」。

 タカラジェンヌというと華麗な生活を想像しがちだが、宝塚時代に72円の所持金で2週間を過ごしたという逸話の持ち主でもある。

 「宝塚って、夢が一番、お金は二の次、三の次って心構えの人が多いんです。お金を銀行で下ろそうと思ったら、残高がなくて下りなかった。お給料も少なかったし。上級生に『今日おごってください』って言ったりして、しのぎました。目上の人にはかわいがられましたから」。

 宝塚で同期だった黒木も涼風も結婚しているが、恋愛には消極的という。

 「流れに任せています。好きなタイプですか? 気が長い人かな。何かハプニングがあっても、どんと構えている人は尊敬に値します。キャパシティーのある人、1つのことに一生懸命な人もいい。不器用というか、二足のわらじがはけないので、恋愛も中途半端にはできないなと思っちゃうんです」。



影絵作りも

 子供のころは、父親の仕事の関係で転校を繰り返した。広島、福岡、大阪、横浜、千葉など引っ越しを重ね、中学卒業までに8回も学校が変わったという。

 「人を観察するのがうまくなりましたね。雰囲気を読んで、このクラスでは誰がリーダーかとか、自分はどこにいるべきかとかがよく分かる。それに目立たない人、誤解される人とはうまく付き合えたりする。女優としては孤独でいなければいけないのに、協調性、人と合わせるのがうまい方かもしれません」。

 人間ウオッチングは、今では趣味と公言するようになった。10年前からは影絵作りを始め、ピンボールも好きという。

 「人間ウオッチングは好きになりました。男役としての役作りも、洋画のスターをまねする人もいたけれど、私は一般の男性を観察しては、そのしぐさや表情を勉強しました。影絵は真っ黒な絵だけど、自分の気持ち次第で絵がいろいろと変わって見えるのが面白い。でも、作って贈ってもあまり喜んでくれないんです。ピンボールは落ちてきた球を打つ瞬間がいい。そして点が出て、画面が次々に変わり、音が鳴る。何か人生の縮図みたいでしょ」。

 昨年、世界平和を願うチャリティー企画「プロジェクト青い空」によるCD「青い地球(ほし)・青い空っていいな」にも参加した。

 「戦争や天変地異も多いし、地球が怒っているような気がしませんか。今、普通に感じられる青い空がいかに大切で、偶然のものではないことを伝えたくて。永遠のテーマだし、女優の私がいろいろな媒体に出ることで、協力できればと思ったんです」。

 4月からはフジテレビの連続ドラマ「アテンションプリーズ」に客室乗務員学校の教官役で出演が決まっている。

 「宝塚を退団して8年。新人公演を終わったところかな。女優という言葉は好きじゃないんです。病院などで職業欄に書く時は俳優とか役者とかにしています。フリーターだって思うようにしているんです。何かに縛られたり、肩書にも縛られたくない。収まる自分が嫌。年を重ねるほど、自分の中でそぎ落とされていく感覚がある。ラフに神髄を究められたらいいですね」。

 恒例の日刊スポーツ・ドラマグランプリは今春に開催される。

 「賞といったら、ごきげんよう大賞(小堺一機司会のフジテレビのバラエティー番組)しかないんです。1位になれたらうれしいな」。

 そう話す笑顔に、充実感が透けて見えた。


 宝塚同期の女優黒木瞳(45) 同期の中でも盛り上げ役のムードメーカーです。リーダーシップをとるというよりも、控えめながら、いつの間にか、イニシアチブをとっている、そんな感じでしょうか。昨年の同期会の余興で、初舞台の時にやったラインダンスをやってみようということになりまして、みきちゃんに指導していただきました。そういう時も、周りの人に対して自然に気配りできる繊細さを持っている。同期としての意見ですが、抜群のコメディーセンスの持ち主なので、そういう部分をこれからもっと見せてくださいね。


 ◆宝塚歌劇団 阪急電鉄の創始者小林一三氏が13年に結成した宝塚唱歌隊が前身。14年に少女歌劇団となり、40年宝塚歌劇団に改称。花、月、雪、星、宙(そら)の5組と専科がある。


 ◆真矢(まや)みき 本名佐藤美季。1964年(昭和39年)1月31日、広島市生まれ。81年に宝塚歌劇団に入団。95年花組トップスターに就任。代表作は「エデンの東」「ハウ・トゥー・サクシード」など。98年の退団後は、映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2」、NHK「てるてる家族」、舞台「ビッグ」「キャバレー」などに出演し、バラエティー番組や生命保険やカラーリング剤のCMにも出演。昨年、初のCDアルバム「赤と黒のキャバレー」を発表。166センチ。血液型O。


(取材・林尚之)

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