NHK膳場アナの夫は元ミュージシャン
昨年10月に結婚し、3月末にNHKを退職することを発表した膳場貴子アナウンサー(30)の夫が、元ミュージシャンだったことが7日、分かった。2人組ユニット「Rita Rit.(リタ・リタルダント)」で00年まで活動した瀬名俊介氏(32)で、現在はソニーの社員としてロンドンで勤務している。膳場アナは退職後にロンドンで同居することを明かしている。
瀬名氏は8歳のころから作詞作曲を始め、ドナルド・フェーゲンの「ナイトフライ」を聴き音楽家の夢を持つようになった。家族とともにドイツ、ベルギーなどで過ごし92年に帰国。93年に東大に入学した。在学中の96年に妹のRIE(27)とユニットを結成。98年、東大法学部を卒業しソニーに入社した。
一方で同年、音楽レーベル・レディオソニックレコード代表取締役の永野久氏が作品に触れ、99年にシングル「undo」でデビューへと導いた。瀬名氏はソニーで商品企画の仕事をしながら作詞、作曲活動を並行して行った。
永野氏は「とても好青年で仕事と音楽を両立させると頑張っていた。聴きやすい癒やし系の音楽で『青山系センチメンタル・ポエム・ミュージック』と名付けて売り出した。仕事があるのでレコーディングは土、日曜や祝日で集中的にやりました」と振り返る。ヒットにこそ恵まれなかったが、音楽性の評価は高く、テレビ番組のテーマ曲も手掛けた。00年12月の4枚目のシングル「Eyes」を最後に解散した。
今日8日発売の「週刊新潮」によると、2人は東大時代の教育実習で同じ高校に派遣されたのがきっかけで知り合った。膳場アナはNHK入局後に結婚した会社員と03年に離婚を経験しており、交際は数年前からスタートしたとみられる。ソニーでは、瀬名氏に関し「特定の社員のプライベートはお話しできない」としている。
[2006/2/8/07:51 紙面から]
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