マカオに現在17あるカジノの05年の総収入は前年比11・2%増の約446億パタカ(約6590億円)で、本場・米ラスベガスの総収入に肉薄していることが分かった。マカオ日報が7日までに伝えた。
ラスベガスは04年11月〜05年10月の1年間で58億ドル(約6650億円)の総収入があり、前年比でマカオと同水準の12%程度増える見通しのため、マカオはわずかに及ばなかったとみられる。
ただマカオでは今後も新カジノの出店が予定されており、中国本土客を中心に観光客も増えているため、07年以降にはラスベガスを抜く可能性もありそうだ。
マカオのカジノは政府税収の7割以上を占める主力産業。02年に経営権が開放されて米資本などが進出、04年の総収入は43%も増加した。
[2006/1/7/21:40]