アフガニスタン南部スピンブルダクのレスリングの試合会場で16日、自爆テロがあり、地元のカンダハル州知事によると、少なくとも20人が死亡、20人以上が負傷した。カンダハル市内でも同日、国軍を狙った自爆攻撃があり、ロイター通信は兵士ら5人が死亡したと伝えた。
アフガン旧政権タリバンの報道官は9日、最高指導者オマル師が「ジハード(聖戦)」強化を求める声明を出したと主張し、その後、各地でテロや攻撃が頻発。アフガンでは昨年末に民主化プロセスがほぼ完了したが、不安定な治安状況は変わっていない。
アフガン・イスラム通信によると、カンダハルでの自爆攻撃に関し、タリバンの報道官が犯行を認めた。(共同)
[2006/1/17/09:44]